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2018/01/07 

壺井栄の遺品と触れ込みのある赤い螺鈿の匣から、ツボかタコか女(そんな美人ではないからたぶん栄)の書かれた扇子(一筆してあるが達筆すぎて読めない)が出てきまして。匣には二百六拾圓とか書いてあるが、ただで持ってけと言われるので手に取る。すると学生帽の生意気な少年たちが、マルクスだかなんだか時代の思想を語っていて、一人が「俺は詩人になりたい」と言ったので顔を見る。なんか見覚えがあったので、「あなたはなれるよ」と言ったら「年増め」「いきなりなんだ」と囃される。起きてから(おかしいなあ、栄は女性だし詩じゃなくて小説でしょ)と調べると、夫という人が出てきた。

壺井繁治。詩人。間違いないこの人だ。女は悪口を言った相手の顔を忘れない。周りが言ったのだが止めなきゃ同罪だ。私が生まれる前に生まれて生まれる前に死んでるが、それがなんだ。夢では向こうを産める年だったとはいえ、年増はないだろう年増だとしても!(ここ重要)

偉人だのなんだのが出てくるのはよくあることだが、存在も知らない人が夢に出てきたのは初めてだ。だいたい壷井栄本人もよく知らないのに、よく出てきたもんだ。始終真っ暗な夜道で、どしゃ降りと雷にあう夢だった。盛りだくさんで面白い夢だったが、今年は多難かもしれない。田中邦衛さんそっくりの中国人が店主だった。邦衛さんはもちろんまだ健在だ。あと西田さんの若いときのポスターを見かけたが、その時代にはもちろん生まれてない。中国人の奥さんにいかにこの人がいい顔か語り、いい声であるか訴え、どんな歌?と聞かれて歌っていたら、途中で目が覚めた。

とりあえずアマゾンで『壺井夫婦の獄中ラブレター☆』をポチッたという話でした。螺鈿の匣、この世にあるんだろうか。小豆島いつかまた行きたいな。

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