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2017/12/02 |
中田「アニキがおらんようなったと思たら、態度コロコロ替えやがって……」 五味「風見鶏ですから」ニヤニヤ 白山「中田ァ。ごちゃごちゃうるせぇぞ!」 五味「おれ。人呼んで風見鶏」ニヤニヤ 中田「アアッ?」 五味「風見鶏こっちむーいた」キャピッ 白山「オオッ!?」 五味「やっぱ、こっちむーいた」 キャハッ☆ 西野「ごめんやっしゃおくれやっしゃー(ガチャ)……って、五味ちゃん、なんで吊し上げられてんの?」フフッ 五味「うちの事務所も襲われました」ニヤニヤ 白山「」チーン! 中田『ああ……カシラがな。いや、もう今は会長やけども。お前が始末したんかって、花菱式手話で聞いてはるんや。実際どうなん?』オラオラ 五味「風見鶏なんで」ニヤニヤ 中田『……(ハァ…)兄貴。五味は泣きながら、違います襲われました! ゆうてます。……はい。……ええ』 五味「ふふ」ツンツン 白山「」チーン! 中田『七味、すぐにうちのやつ行かせるわ』 五味「中田の兄貴。一生ついていきます」キャピッ 中田『ああ、期待しとるで。ところで、なんか得意な趣味とかない? あー、絵とか楽器とか』 五味「ウクレレ弾けますよ」バリウマ☆ 中田『ん。手に職の時代やから。一芸に秀でてたら、花菱では食うに困らんから。せいぜいお気張りやすー』 五味「任せとくんなはれー」ウフフ 中田「」ピッ 西野「仲。戻ったんかい」 中田「なんのことやら……」 西野「『五味』が『七味』になったということは、昇格したんやな。『一味』に落とせばええのに」フンッ 森島「この際、『山椒』呼びでもええんちゃいますか。中田の好きな井伏鱒二にかかっとるし。鱒はマスで会長がお好きやし」 西野「俺はマスもアユもどっちも嫌いじゃ!」プリプリ 中田「……会長。まさか風見鶏にも妬いとるんで?」 西野「」プイッ 中田「!」 森島「鮎はやめて、今夜はみんなで焼き鳥食べに行きましょか」フフッ 西野「お前は来んでええの!」ガーッ 中田「」キャハッ☆ 劇終。 「おくれやす」が船場言葉といって大阪古語で、京都弁だけでないことを知ったのは銀二貫を始めてからですね。大阪ほど言語の入り乱れた土地はなかなかない。東京と沖縄には負けるけど。 |