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2017/11/20 |
張「……」 繁田「……」 平山「……」 李「な。なんですか?」ビクッ 繁田「花菱の間で俗に言う薄い本が出回ってるらしいんですがね」 李「」ギクッ 繁田「何か心当たり……」 李「ありませんよ。あるわけないでしょうが!」ドキドキ 平山「繁田、その『薄い本』ってのは一体なん……」 繁田「課長は黙っててくださいよ。今こいつと話してるんですから!」 平山「」ウ、ウン 張「薄い本……」ボソッ 李「なんでもありませんよ!」 繁田「なんでもないたぁないでしょう。調べはついてるんですよ。花菱は手先の器用な人間ばかり集めて、関西最大手までのしあがってきた生粋の職人上がりしか揃ってませんからね」 張「……」 平山「最大手……」 李「そそそそれとうちとなんの関係が!」アセアセ 繁田「ネタは上がってんですよ。若頭の西野が死んでこれ幸いと、どいつもこいつも中田のケツしか狙ってないって噂が!」ガー 平山「おい。繁田、ちょっと待て」 繁田「描いてるんでしょ、その恐い面で。結構いい儲けになるらしいですからね。そうなんですかどうなんですか会長さん!」ガー 張「……」フフッ 平山「……そうなの?」ドンビキー 李「頼むから帰って。そして二度と来ないで!!」ドキドキ…… 平山「餞別にたこ焼き贈られて、遠回しにフラれたらしいじゃないか。傷口に塩すり込んでどうするんだ」カワイソー 繁田「問題は花菱ですよ。奴ら『壁』を全部、自分ところの舎弟の本で埋めつくしてやがるんだ。金儲けのためにですよ!」イナゴ! 平山「金の出どころなんざ、どこだっていいだろ……」 繁田「おかげで俺の本が全ッ然売れないんですよ。花菱の中田サークルのどこに負けるってんだよ!世の中おかしいよ!!」ガー 平山「ん。ちょっと一旦落ち着こうな」ハハッ 大友「本、売れないらしいな」フフッ 繁田「……ッ!」 大友「中田のほうが売れてんだって?」フフッ 繁田「……大友ッ!」 大友「あれだろ。人選が悪いんだよ。片岡より俺とかそいつとか、声のいいやつ選んでよ。端から喘がしたら面白いかもよ?」クスクス 平山「」エッ 繁田「おまえに片岡さん攻めの何がわかる!!」エグエグ 大友「あー、配置が悪いんじゃねぇか? よくわかんないけどよ」ガンバレー 繁田「」グスグス 大友「俺。帰っていいかな」フフッ 平山「たまに励ましに来てやってください」ハハッ 中田「確定申告めんどいなー」ハァ… 森島「会長がお呼びや。今度のイベント参加は中止にしろって」クッ 中田「え……そんな、急に云われても」 森島「例の韓国のサークルが、ね」 中田「最近えらい強いなあ。なんかコワモテのデカブツとばっかの組み合わせで俺ツラいわ」イヤー 森島「……自分受けで描いてるんか」クソガ 中田「いや。日頃の鬱憤で総攻め(微笑)」 森島「私は入ってないでしょうね(酷笑)」 西野「中田の新刊どれや」ワクワク 花田「カシラ、やめといたほうが」 西野「おっ。俺受けやで!」ヒャッホーイ 花田「(あ、そこは嬉しいんや)どれどれ」ホッ 西野「……野村攻めや」 花田「……」 西野「」チッ 花田「し、死んだことになっとるから、カモフラージュちゃいますか?」ア、アハッ☆ 野村「穴兄弟の呪いかな……寒気がするわ」ゾワワ 劇終。 さすがにネタ尽きました。でも丸暴のお二人を無視するわけには……! |