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2017/11/12 

ゴン「店からです」ニコッ
中田「おう……いつも悪いのう」

花田「儲けましたね」アハッ
中田「……呑まれへんゆうたやろが。ゴンのやつ」チッ
花田「ゆうてませんよ。兄貴。かっこつかへんから、ってジュースと酒と頼んで。すぐに俺のと変えるやないですか」アハッ
中田「なに笑とんねん」
花田「すんまへん」アハッ
中田「おまえも外でええんやぞ」
花田「堪忍してください」アハッ
中田「……」キャハッ
花田「」ビクッ
中田「……」チッ
花田「やっぱり外で待ちますんで。全部飲んでくださいね」キャハッ
中田「」エッ

西野「中田。グデングデンなっとったけど、ありゃなんや」
花田「補佐オモロイですよね」アハッ
西野「……」チッ
花田「」ビクッ
西野「小指……」ボソッ
花田「いらんゆうたやないですか!」
西野「……」チッ
花田「」ドキドキ
西野「二度目はないで」
花田「はい」ホッ…

西野「二度目はないゆうたやろが!」
花田「な、なんのことですか」ゲホゲホ
西野「何が『鮎が季節やから』や! うっとりした声しよって『補佐のほうから誘ってきたんです』アピールしやがってクソが!」
花田「ち、違いますよ。そこ別に情報として拾うとこちゃいますやん! 生臭くて要らんゆうたでしょ!」
西野「川魚もホンマは好きじゃ!!」ゲシッ
花田「」バシャッ……ゴボゴボ
西野「……中田はどないした」
舎弟「寒いと脚に響くから先帰るわーとおっしゃって」
西野「逃げたな」チッ
花田「……!」ゲホゲホ
西野「誰があがってええゆうたの?」ニッコリ
花田「帰ってええゆうてないのに、あの人帰りましたよね! 俺なんも悪ないですよね!」ビシャビシャ
西野「失格。落とせ」
舎弟「へい」ヨッ
花田「」キャー
舎弟「悦んでますけど……」ゾッ
西野「あと五、六回繰り返してな。息の根止まる前に引き上げて(ゴソゴソ)よし、これや」
舎弟「はあ」ビクッ
西野「絹のハンカチーフ」ペラリ
舎弟「」ギクッ
花田「(バシャッ)首に巻いてください!首ですよ!オススメは首!」キャンキャン
西野「痕が残って丸見えやろが。玉の輿のオタマさん」
花田「」ゴクリ
西野「は、今度にしよか。やっぱ首やな。ほれ」ネジネジ、ギュッ
舎弟「えっ」ギャー……バシャッ
花田「いやあッ! ズルいッ!」ハアッハアッ

西野「俺についてきたら愉しいやろ?」ニッコリ
花田「はい!」キャンッ
舎弟「」ギュー! グエッ
西野「中田より?」
花田「はい!」キャンキャンッ
西野「ん」チョロイ
花田「あの、カシラ……それで絹のハンカチ、俺にも」ハアッハアッ
舎弟「」ビクッ
西野「ああ、そいつごとやるから」シッシッ
舎弟「( ; ゜Д゜)!?」ナンデスト
花田「」キャハッ
舎弟「」イヤー!
花田「」yeah!!

花田「って、カシラがね!ご褒美までくれたんですよ!」アハッ
中田「……」フーン
花田「ねぇ、聞いてます?」アハッ
中田「……」ゴク
花田「聞いてませんよね、兄貴。それ俺のカクテル」アハッ
中田「うん」プハー
花田「それでね。カシラったら俺をね、若頭にしてくれるって! いや、もちろん断りましたよ? 中田の兄貴を差し置いてそんな」アハッ
中田「」ゴクゴク……ドンッ!
花田「やだあ。御代わりィ? いります? 飲みましょう! 今日は飲むぞーぅ!!」キャハッ
中田「俺……帰るわ」グスッ
花田「?」

西野「三度目とはええ度胸しとるの」ニッコリ
花田「はい!」ドキドキ
西野「(アカン。調教済んでしもた)」チッ
花田「!」キャンッ
西野「(この類いの人種は面倒や)」ハア……
花田「!!」キャンキャンッ
西野「(ホンマは指も詰められたいんやろなあ)」チラッ
花田「」コクコク!
西野「……!(コ、コイツ。俺の心を読んで!?)」ビクッ
花田「カシラ」
西野「なんや」ドキドキ…
花田「俺。放置プレイ大好物ですねん」キャハッ
西野「ごくろうさん。気ィつけて帰りや」

中田「……兄貴」
西野「うん?」
中田「花田とのことなんですけど」
西野「んー」
中田「……」
西野「鮎、食べに行く?」ニコッ
中田「!!」
西野「」テヘッ
森島「ほな私も一緒に」サッ
西野「お前はついてこんでええねん」チッ
中田「」キャハッ☆


劇終。



※舎弟のイメージはウッチャンです(キャハッ!)

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