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2017/11/11 

kioさんが『地雷』について語ってます。オタク用語のほうね。私も今年パッと打った直後に「この言葉は残したくないな……」と思ったんですが、もはや代わりがないくらい浸透してしまった言葉です。近年の言葉狩りは目に余るので、目くじら立てずに打つようにしてるけど。地雷自体も絶えかけているし仕方ないことかな。考え出すと、なぁんも書けなくなるよね。

「腐る」も私が子供のときは、まだ「オタクである」という意味でした。自虐的な言葉が多いのはこの世界の特徴で、それにより「他人からの攻撃に慣れる」「自分を必要以上に卑下しない」「同志を見つける」という目的があったのかな、と解釈しています。私自身は『ナマモノ』という言葉が嫌いですね。私はBLよりNL が好きな人間ですが、生まれたときには既にイベントの八割九割をBL がしめる時代だったので、「これは……慣れないとキツイ」と成人後BL を始めました。

ナマモノはネットで初めて知った分野でした。分野そのものは問題ないと思うんですよ。そんなんゆうたら男の人はどうなんねんなあ。たぎる妄想の捌け口がアイドル同士の場合もある。それより言葉の方にムカッと来てて、ヒトに対してモノて何なんやと……何年か前「あんまりやから変えよう」というスレッドも見かけたんですが。扱ってる人の活動のほうが効果あるので、「私やってるわ」という人は日記でいいから声をあげてください。

バタフライ・エフェクト的なことが起こったら、言葉や概念の意味なんて一瞬で変えられるはず。土下座がそうでしょう。あれは本来、日本の文化としては最敬礼。恥ずかしくもなんともない、敬っているひとに対して頭を下げるという美しい所作のひとつだった。今はいい笑いものです。ドラマに責任はないが、その後に国民みんなで押し下げてしまった。関西ではヘレンさんが最敬礼に押し戻したけど。半沢や渡鬼の土下座、あれは謝罪のためだけの頭下げ。現実で今もああなら、土下座なんて蛭間先生の寝下座で充分なんです。

BL 自体も「見られたくないから」というなら「考えるな」「書くな」「出すな」「そもそも見るな」という話なので、最近はやりのオープン腐は周辺に迷惑かけない程度ならチョコチョコおやんなさい、と思ってます。表でやってほしくない理由に「本人たちが妄想でオモチャにされてると知ったら傷つくし、イチャイチャしてくれなくなるから」というのがあって、さすがに呆れました。

「同性愛者の方が傷つくから」という理由で「山!」「川!」と言って手売りしかできない時代があった。ナマモノやBL というのは元々そういう分野で、隠れようと隠れまいと、配慮はいります。それでもやりたいんやったら、責任持ちなさい。玄関先に実名と顔写真つきで貼り出されて 、大丈夫なやつだけ公開したらよろしい(自分の首絞めた☆)。

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