その日の任務が終了し、いつも通りナルトはカカシと共にカカシ宅へとやってきていた。
一息入れようとリビングに入ったナルトは、後ろにいたカカシに上着を剥ぎ取られてしまった。
「センセ‥なんでオレを脱がすんだってば?」
上を全部剥かれたナルトは、剥いた張本人にやや不愉快そうに疑問を投げかけた。
「ん?お前がどれくらい成長してるのか、じっくり確認したいからさ」
唐突の行動の訳を云ったカカシに、ナルトは顔を赤らめてしまう。
「突然なんなんだってばよ。…そんなん‥毎晩確認してるじゃんか…///」
「明るいところでしっかり見てみないとね〜。判らないでしょ?」
そう云いながらカカシは後ろからナルトを抱きしめた。
「まさかココでスる気じゃねーよな‥」
「いや?するけど?何か不都合でもある?」
「不都合ってーか‥。は、恥ずかしいってばよ…こんな明るいトコじゃ…」
「イヤ?」
「イヤって…訳じゃねーけど‥。センセに見られながらスんのすげぇ恥ずかしい‥ってばよ」
明るいと身体だけじゃなく、仕草や表情も全部相手に丸見えになってしまう。
今更なことかも知れないのだが、なんだか気恥ずかしくて、ナルトは身を少し捩った。
「恥ずかしいって…身体測定するだけだぞ?」
後ろにいるカカシがメジャーを取り出して、測定を始める。
「へっ?!そ‥うなの?」
胸囲やウエストを勝手に計られながら、ナルトは云われた言葉に同様をした。オロオロとしだす。
狼狽えた様子のナルトを見て、カカシは愉快そうに喉の奥で笑う。
「なぁにナールト。俺になんかヤラシイことされるって思ってたの?」
お前も大人になったねぇ。と揶揄を含んでカカシが云うと、ナルトは顔を一気に真っ赤にして騒ぎだす。
「!! そ‥そんなんじゃねーってば!!ち、違うってばよ!!」
焦りだしたナルトに、図星だったなと確信したカカシは、ニヤニヤとした笑みを浮かべる。
「ナールトのエッチ。…心配しなくても計ったら、お望み通りシてあげるよ?」
「…ココでは遠慮するってばよ…」
「んじゃ‥ベットでならイイ?」
ナルトは真っ赤な顔でコクンと頷いた。
素直なナルトに、カカシはご褒美のキスを首筋へとたくさん降らせる。
カカシの口唇が触れる度、ナルトから微かに甘さを含んだ吐息が零れ落ちた。
「う〜んと可愛がってあげるね。さぁ、ちゃっちゃと計っちゃおうか」
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