青い空の元
やっぱり外っていいね
「リグレット教官?!」 「ティア・グランツか?」
「リグレット〜!!久しぶり!」 「ちょ、ルーク!走って階段降りないでよ!怪我なんかしたら殺されるから僕が!」
なんでかリグレットとティアが微妙な空気を漂わせている中で、タルタロスから降りたところに見えたリグレットに手を振りながら走って行ったらシンクに怒られた…。
「………ルークがいると楽ですねぇ」 「あとが怖いですが」
ジェイドとイオンが何か話してるけど気にしない!走ってる俺の襟をシンクに引っ張られて止まるしかなくなった。つーかあれだな、六神将によく会う日だなー!ちなみにアッシュはまだ寝てるよ、アリエッタの魔物だらけの甲板に(笑)
「…ルーク様って六神将と仲良いんですか?」 「疑似家族するほどにね」
なんでアニスの質問に答えたのがシンクなんだよ!いいけど別に!疑似家族楽しいじゃんかぁ!リグレットが母親でラルゴが父親でディストは小姑← でアリエッタが妹でシンクとイオンが双子の弟で俺がいてアッシュは鶏!…って義兄上と義姉上が言ってたし。家畜かよ鶏って。まぁ別にいいけどさ!
「ルーク!!何故ルークが此処に…!」 「超振動で!」 「………あの人は一体何を…」 「義兄上なら義姉上からピコハン食らってると思うよ?」
リグレット、何を焦ってるんだろ…(貴方の義兄上が怖いのです)シンクもなんだか呆れたような表情だしなぁ(逆行ルークの性格変わってると思ってる)イオンも笑ってるしさ(シンクと同じ思考)ジェイドも楽しそうじゃん?(貴方の義兄上のことを考えているんです)ガイだって…
「あれ、ガイがいる」 「おま、ルーク!反応薄っ!せっかく探しに来たのに何やってんだよ!」 「なにって…ねぇ?」 「そうだねルーク」 「ですね♪」
イオンとシンクを見て首を傾げたら、ガイがうなだれてた。あれ、どうしたんだろうガイってば。まぁ別にガイくらいどうでもいいや。所詮ガイだし(何気ひどい)
「リグレット、シンク…大変です」 「アリエッターv」
アリエッタが一番久しぶり!タルタロスから出てきたアリエッタの頭を撫でたら嬉しそうに笑った。あ、めっちゃ可愛いんだけど!さすが疑似家族妹!←
「どうした?」 「…これ、」
アリエッタがリグレットに手渡したのは一枚の紙。何が書いてあるのか分からないけど、リグレットの表情が変わったのに気付いた。
「あ、マルクト軍人さん。悪いけど髭を欺く為にタルタロスは借りて行くよ」 「彼の命令ですか?」 「まぁね」
彼って義兄上だろーなー…ジェイドにも信頼厚いみたいだから、義兄上に頼まれたんなら安心だろーしな!結局ジェイドはタルタロスを六神将に貸して、俺たちは歩いてカイツールに向かうことに。あ、途中セントビナーだった。
手紙の内容はイオンから聞いたんだけど(てかどうやって見たんだろ)『髭がカイツールに向かったみたいだから、ルークたちはセントビナーにルークたちだけで向かわせろ。ってことで、バチカルまで直行でよろしく。あ、そういえばシンク、コーラル城寄らせんなよ?同調フォンスロットなら開いてあるから☆』っていうまともな内容だったって(同調フォンスロットってなんだ?)
←|→
[戻る]
|