ずっと憧れた




長い髪は手入れで行き渡ってるみたいで風が吹けばその流れに乗ってふわりと舞い、太陽の光を浴びてキラキラ光る。近くに寄ると花のような甘いいい香りもする
耳にさりげなく光るピアス、綺麗に整えられた爪、無駄な筋肉も脂肪もないスラリとした四肢、豊満な胸
そして何より目を引くのが淡い空の色にも深い海にも似つかわしい美しい青い瞳、きっとどんな色を混ぜてもあの色にはなれん。名前と同じ原色の青

羨ましかった、同じ性別で似た瞳の色に色味は違うけど似たような茶髪。身長差だってそんな変わらん
それなのにあの美しい先輩とアタシはまるで違う、こんなにがさつじゃないし、オシャレなんて無縁なアタシ。今更昔みたいになりたいなんて思ってないけどキラキラふわふわしたもんが好きなんわ変わらんとよ
きっとあの人も同じ、綺麗なものを愛してやまないあんたは、きっとあんな綺麗な人が好きなんよね

あなたが好きな綺麗なものに、私はどれだけ入れてる?








短い適当まとまらないという最悪三要素ですね、紅のために悩む藍の愛しさと言ったら。それにしても紅藍と赤青のカラーリング似てると悶える私に誰か賛同して欲しい


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