君がいうなら



赤「ブルーって髪綺麗だよなぁ」

青「あら、そう?」

赤「サラサラだし、長いし。この色地毛?」

青「生まれてからずっとこの色よ」

赤「綺麗な茶髪だな、痛んでもないし」

青「ありがとうって言いたいところだけど、所々痛んできちゃったのよねぇ」

赤「えぇ〜、そんなことないよ」

青「そうかしら、アタシはレッドの髪の方が好きだけどね」

赤「オレ?」

青「サラサラだし、綺麗な黒でしょ?羨ましいわ」

赤「男がそう言われてもなぁ」

青「綺麗な男はモテるわよVvまっ、アタシが渡すわけないんだけどね」

赤「何を?」

青「ひ・み・つ」

赤「はぁ……?」

青「ふふっ、でも流石に髪伸びてきたわね……この際バッサリいこうかしら」

赤「駄目だ!!」

青「どうして?」

赤「だってそんなに綺麗で長いのにもったいないじゃん!!何よりオレが今のが好きなんだ」

青「……!えっと、レッドはロングが好みって訳?」

赤「えっ、あっ違う違うオレはそういうのこだわらないけど……なんていうか、やっぱりブルーはその髪型が似合ってるし」

青「……」

赤「別に、ショートが似合わないって言ってる訳じゃないんだ!!もちろんブルーだったら何でも似合うと思うし、ってオレが決めることじゃないな」

青「じゃあ切らない」

赤「え?」

青「レッドが今のままが良いって言ってくれるなら切らない。整えるくらいにするわ」

赤「でも、オレの意見だぞ?」

青「レッドだからよ」

赤「ん〜?でも、ちょっと安心したかも」

青「ふふっ、でもレッドがショート見たいって言ったら切るけどね」

赤「えっ!!なんでオレ基準!?」

青「さぁ?何ででしょう」


『少しでも、貴方の好きに入りたい。なんてね』





赤先輩の言葉に心動かされちゃう青姉さん可愛いよね
なんか赤←青になった
マサラ組の髪をもふもふ触りたい


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