夢を、夢を見ていました
2011/10/25 07:59





変な夢でした
まず私がネズミなんですね
それはどうもゲームの中のようで、次のミッションはこれだ!とか言って仲間らしきイタチが機械を手渡してくるんです
もう食物連鎖的におかしいけどそれは夢なのでまあ気にしない方向で
私とイタチのいるそこは暗くて洞窟の中でした
だからさっきから何やら気配がしていることは分かっていました
イタチは「今向こうで猫が寝てる、でもそいつを切り抜けないと君はたどり着くことが出来ないんだ!」と言いました
正直どこにだよと思いましたが私は黙っていました
「そこでこの機械をあげる!これのスイッチを入れて十秒間宙を蹴ることが出来るんだ!」
どんな技術だよと思いましたがやはり私は黙ってリュックみたいなそれを背負いました
「あと、奴の心拍数とかも分かるから気をつけて!」
とかの部分をもっと解説して欲しかったですがとにかく訳の分からないメーターみたいなのが三つ、下に見えるようになりました
私はハラを決めて猫の方へとにじり寄ります
先の見えない一本道、暗闇の中に時折チラリと光がよぎるような気がします
幸い天井は高く一本道ながらに凹凸の多いところだったので身を隠して機会を窺っていると、ちょっと体を動かした瞬間一番右、ハートマークの付いた心拍数らしきメーターの数値がそれまで一貫として0だったはずがいきなり1に上がったのです
冷や汗だくだくな私
行くしかない!と物影から飛び出して装置のスイッチを入れ床を蹴り、念のためその場で足踏みをしてみると成程確かに宙に浮かんでしかも空中にガラス板でもあるようにしっかりと踏めているのです
しかし今度は右上にあと十秒、と表示が出てきてしまいました
ええいままよと走り出します
まあ勿論四足で
自分では四足で走っているという自覚もありません
多分これが動物の感覚なんですね夢だけど
時間が刻々と過ぎ残り五秒になる頃もう流石にいいだろうとメーターを見ると案の定全て0でほっとしたのも束の間下が奈落なことに気が付きます
今時間がなくなって落ちてしまったら私は一体どこへ行ってしまうというのでしょう
もう無我夢中で走ります
すると暗闇に突如光るものが現れて私はそこを目指します
近付くにつれ段々光るものの全容が見えてきました
それは何故か宙に浮かぶ地下鉄のホームでした
残り三秒、そこに突進します
残り一秒、どうにか足をかけて到着です
フゥと息をついていると向かいホームに誰かいます
敵だったら怖いので柱の影から覗くとその人影はサブマスの二人だったんですッアアアアアアアアアアアアッシャアアアアアア
「朝だよ!起きて!朝だよ!起きて!朝だよ!起きて!」
コラショの声が私を叩き起こしました

もう悔しいったらありゃしないよ!!!
そんな私の平日の朝でした




|







← | →





comment

name

url

body

edit



管理人のみ閲覧許可









back

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -