■鬼畜眼鏡(ジェイドリド)
「ふ、あぁぁぁあ」
「おやおや、随分と大きな欠伸ですね」
「んー・・・最近なんかわかんねぇけど寝不足なんだよ・・・」
「つかれてるんじゃありませんか?」
「!? なんか今怖いこと言わなかったか?憑かれてるとかなんとか・・・」
「いえ、そんなことは。それでしたら私の開発した睡眠薬はいかがでしょう?一発でぐっすりですよ」
「・・・そのまま永眠とかしねぇよな?」
「おや、心外ですね。これでも貴方のことを心配しているんですよ」
「・・・わかった。サンキュー、もらっとく」

-その晩-

「う・・・んっ、ぁっ・・・Σはっ!?な、なんだこれ。なんでこんな、手術みたいな台に乗せられて!?しかも両手両足拘束されてるし!」
「目覚めてしまいましたか。薬が少なすぎましたかねぇ、副作用に気を使ったつもりだったのですが」
「ジェイド!?なにすんだよ離せよ!!」
「すいません。どうしても貴方の身体に宿る力に興味がありまして。是非解剖させて頂きたいと」
「えっちょ、止めろ!あっやだ、やめ・・・うわあああああああああ



ああああああああああ・・・Σはっ!?ゆ、夢か・・・なんだ、よかった・・・」
「相当うなされていましたよ」
「ジェイド!?うわあああああああ夢だけど夢じゃなかった!!」
「なんですか、人の顔を見るなり絶叫とは酷い扱いですね」
「やれやれ、みたいな態度してんじゃねーよ!アンタなんでオレの部屋に居るんだ!?」
「言ったでしょう、これでも貴方を心配していると。様子を見に来たんですよ」
「ホントかよ?そんなこと言ってオレを解剖する気じゃ・・・」
「ほほう、解剖してもよろしいんですか?」
「そんなこと一言も言ってねぇ!」
「一体どんな夢を見ていたのか、聞かせてほしいものですねぇ」
「うっ・・・ぜ、絶対言わねぇ!(つか言えねぇ・・・!)」
「顔を赤くするような内容だったのですか?」
「ばっ、これは違っ・・・その、ってか、あれ?ジェイド、アンタ眼鏡してなくて大丈夫なのか?」
「ええ。貴方の様子が少し気になったので」
「?」
「眼鏡を外すと"視"えるんですよ、私」
「・・・!?!?!??!?み、視えるって・・・まさか」
「ええ、そのまさかです。いますよ、この部屋」
「うっ嘘だろ!?嘘だって言えよ!いや言ってくれ頼むから!」
「いえ、ほらそこに」
「うぎゃあああああああああ」
「おやおや、自ら抱きついてくるとは積極的ですね。よろしければ今日は私の部屋に泊めてあげましょうか?」
「・・・・・・・・・・・・なにもしねぇよな?」
「ではこの部屋で独りきり・・・いえ、二人きりでしたね(笑)で、頑張って下さい。私は戻らせてもらいます。この部屋に居ると馬鹿な発g」「泊めて下さいなんでもしますから!!!」

ん?今なんでもするって(ry

-翌日-

「(腰が痛ぇ・・・)」
「おっリッド、ジェイドの部屋の前で何やってんだ?」
「ルーク!いやその・・・別に・・・///とっところでさぁ!ジェイドって眼鏡を外すとその・・・ゅ、ゅぅれぃ(小声)が視えるって、ホントなのか?」
「ジェイドの眼鏡?あーあれはな、ジェイドの目は譜眼って特殊な術をかけた目で、あの眼鏡はそれの制御装置なんだ。だから度は入ってねぇぜ。でもジェイドなら見えてもおかしくないかもな・・・(笑)てあれ?リッド、どうしたんだよ顔真っ赤にして固まって・・・ってどこ行くんだよ!」
「あんの鬼畜ロン毛眼鏡えええええええええええええ」



なんか気持ちいいくらいスラスラ書けたw
ちな冒頭のリッドの寝不足の原因もジェイドです(笑)
夜な夜なリッドにナニをしていたのか、そしてなんでもすると言ったリッドにナニを要求したのかはご想像にお任せしますw

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