■待ってたよ(御三家)
リッド「で?用事ってなんだよ、こんな所に呼び出してさ」
クレスとスタンは顔を見合わせて、フッと笑う。
クレス「これから僕たちと」
スタン「戦ってほしいんだ」
そう言って、剣を構える二人。
リッド「は・・?もしかして、オレとお前らで?(若干引きつった顔)」
クレスは頷き、それを受けてスタンが経緯を軽く説明する。
スタン「最初はクレスと俺で勝負してたんだけど、全然決着付かなくってさ」
リッド「・・勝負って、一応聞いとくけど、何の」
クレス・スタン「「どっちがリッドのパートナーになるか」」
リッド「・・・・・、・・それでなんで、オレがお前らと戦うことになるんだ?」
クレス「リッドに倒される様じゃ、パートナーは務まらないからね」
スタン「先に倒された方が、リッドのパートナーの座を譲る!」
リッド「2対1だぜ?どう考えてもオレが先にやられるだろ!そしたらどうすんだよ・・」
クレス「そこは、リッドだからね」
スタン「そうそう、リッドだから」
リッド「・・・過大評価しすぎだろ(溜息)」
スタン「でも、リッドがここに来てくれるのをずっと待ってたんだ」
クレス「だから、本当に嬉しいよ」
リッド「そりゃどーも・・ったく、お前ら二人でコンビ組めよって言っても、聞かねぇだろうしなぁ」
クレス「あはは、残念ながら」
リッド「やるしかねぇのか・・(剣を手にしつつ)」
スタン「そうこなくっちゃ!」
クレス「勿論、本気でね」
リッド「お前ら・・これ終わったら、結果がどーなってもオレに昼飯奢れよ!」
スタン「そう来たか、リッドらしいなぁ」
クレス「ははっわかったよ、じゃあ、始めよう!」


ここ=ツイブレ
待ってた=VS不参戦のこと

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