■ご褒美(ロイリド)


「あー、先生からの課題、こんな量絶対終わらねーよ・・」
「オレも・・ギルドのクエストだってあるってのに」
「だよなぁ!?」
ロイドとリッドは、リフィルから出された山の様な課題を前に早くも音を上げている。
たった1つの宿題をやらなかったことに対する罰としては些かいきすぎているのではないか、と二人は不満顔だ。
しかし、これに取り組まなければ、リフィルから更なる雷が落とされるのは間違いない、雷と言うか、フォトン辺りが。
それを想像してリッドは背中に震えが走るのを感じた。
一方ロイドはこの課題をクリアするための、妙策を思いついたらしい。
「えーっと、課題を1つ片付けるごとに、リッドがキスしてくれたら頑張れるぜっ☆」
「んなっ!!?」
名案!と笑うロイドに、目の前の課題の数と、結果自分がロイドにしなければならないキスの数を考えたリッドの顔は一瞬で真っ赤になった。
更に、このままではロイドだけがなんだかイイ思いをするような気がする、と危惧したリッドは、必死に頭を動かし対抗策を考える。
「なっ、ならオレは課題を1つ片付けるごとに、ロイドが宿屋の食堂で飯オゴってくれたら頑張れる!」
「俺飯以下かよ!?」

--オワリオワリッド--
ロイリドって考えると、やっぱりRM1設定が浮かびます。

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