SSS置き場
ねー、クロロ 2

▽クロロ

「ねー、クロロ」
「なんだ」
「ヒソカどこに行ったか知らない?」
「さぁな」
「えー…」
「…なぁ、もし俺がヒソカを殺したら、どうする?」
「……クモを怨んでるハンター引き連れて殺しに行くよ、どこにいても」
「お手柔らかにな」
「…うん」
19:07 03/22 hunter 

ねー、クロロ

▽クロロ

「ねー、クロロ」
「なんだ」
「クモってみんな団長団長って言ってるね。みんなクロロのことが大好きなんだね」
「団長を好いていても、"個"であるクロロ=ルシルフルを好いているわけではないさ。クモの団長を尊重しているだけで」
「……クロロって、寂しい人だね」
「そうかもな」
19:07 03/22 hunter 

ファイリング

▽ヒソカ

ヒソカは自分が誰にも属さないと言ってた。
それはどうでもいいけど、私はヒソカに属してる。
表記するなら、こう。

ヒソカ
└私

私はヒソカに属してるだけであって、ヒソカが誰かに属してるわけじゃないから、ヒソカは誰にも属してないと思う。
私がヒソカに属してるだけ。
だから、ヒソカと私はこれじゃない。

誰か
└ヒソカ
 └私

私はヒソカに属してる、愛してるから。

01:19 01/07 hunter 

銃口

▽クリス(バイオハザード6)

筋骨隆々、いや鍛えすぎと言っていいほど鍛え上げられた体を持った男が、ある女性に拳銃を向けている。
その女性は怯むことなく、ゆっくりと男性に近寄る。
男性は、拳銃の引き金を引くギリギリのところで指を止め、女性を見た。
綺麗だった足はズタボロで肉が削げ落ち、腹からは腸が飛び出ている。
小ぶりな胸は昔と変わらず美しい曲線を描いているが、血まみれで汚れている。
すらりと伸びた手が、男性に向かっている。
男性は女性の腕を見て、昔何度も抱きしめられたことを思い出した。
激しく揺さぶると悲しげで、しかし甘い声を上げるから、堪らなく興奮した。
笑う顔、怒った顔、泣いた顔、すべてが愛おしい。
女性をギリギリまで引き付けた男性は、ふ、と笑って「愛してる」と言った。

そしてクリスは引き金を引くと、銃弾は女性の頭を突き抜け、女性は血を吹き出させて地面に倒れた。
クリスはもう一度女性の顔を思い出しながら吹き上げる悲しみを押さえ込んだ。

周りを取り囲むゾンビ達に銃口を突き付け、バンと音を立てて撃った。
23:36 12/29 その他 

ボイス

▽ヒソカ

「ヒソカ…」
「やあ、今日もかわいいね◆」
「耳元で囁かないで…」
「なんで?ボクのこと嫌い?」
「……好き」
「くっくっ◆ …で、理由は?」
「ヒソカの声…かっこいいから…」
「ありがとう◆ キミの声も堪らなくかわいいよ」
「そんなこと普通に言わないでよバカー…」
「ほら、もっとこっちにおいで。ボクにキミを堪能させて」
「…ヒソカって…ずるい…」
「奇術師だからね」
「関係ないし…」


19:03 09/30 hunter 

眼鏡をした犬

▽ヒソカ

「ヒソカ、眼鏡似合うね」
伊達眼鏡らしいが、おしゃれ、というかクモの仕事でしてみたら案外似合っていたそうで、最近よくしている。
「だろう?」
機嫌よさ気に笑うヒソカは可愛い。
「眼鏡するとさらに三割増しって感じにかっこいいのがむかつく…」
「なんでそんなこと言うんだい。悲しいなあ」
ヒソカは私の頬をぷにぷにと触った。
「悲しくないでしょ」
「うん。だって彼女に褒められたら誰だって嬉しいに決まってる◆」
そんなこと言って、ヒソカ、犬みたい。
あ、しっぽ見えた。

19:02 09/30 hunter 
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