SSS置き場
エロ本

▽ヒソカ

「ヒソカ、何読んでるの?」
「んー…これだよ、これ◆」
ヒソカが差し出してきた本は、いやらしい男女が絡み合う、いわゆるエロ本。
「わーっ、もう、わーっ!」
私は目を隠した。
「これなんかよくないかい?」
ぴ、とエロ本を指差したヒソカ。
真面目に本を読んでいると思ったら、エロ本かよ。
しかも、前にキルアくん家で見たエロ本より何倍もエロい。
というか、もはやグロテスク。
「どこがっ!見せるな、あっちいけ!」
「言ってきたのはキミじゃないか…」
唇を尖らせたヒソカ。
あんまり可愛くないぞ。

19:02 09/30 hunter 

差し入れ

▽サンジ

「さ、サンジ先輩!」
「あ、タオルありがと」
「いっ、いえ……、試合、素敵でした」
「見ててくれたんだ?クソ嬉しいよ」
「そんな…先輩……あの、これ…」
「ん?タッパー?開けていい?」
「は、はいっ、どうぞ!!」
「うっ、凄い匂い……えーと、これは…?」
「え……と、これは……、酢漬けレモンです!!」
「えっ、どんだけすっぱいの?」
「ほんとは砂糖漬けレモンを作りたかったんですけど……、砂糖きらしてて…」
「そっか、ありがとう。食べるね」
「はい!それじゃあ…」
「うん、バイバイ」
「…よし……食べてみっか……」
もぐもぐ、ごっくん。
「う…ッ!!………………愛は、伝わった……よ…」
バタ、と倒れるサンジであった。


19:01 09/30 one-piece 

お願い、風よ

▽ヒソカ

今日は「春の嵐」がヨークシンシティを襲っているそうで、部屋でテレビを見ているだけなのになぜか恐ろしい気分になった。
まだ、昼なのにね。
ヒソカはここ一週間仕事がなくて一緒にいる。
今も私の隣でトランプタワーを建築中だ。
「…ヒソカ、私、昼寝するね」
私はソファから立ち上がった。
一抹の不安を拭い去りたくて、私は寝て忘れることにした。
「……じゃあボクも」
ヒソカも私についてきて、一緒に寝ることになった。
風が吹くたびにドアや窓がガタガタと軋む。
風の音が悪魔の囁きに聞こえる。
「…ヒソカ、怖いよ」
風の音がうるさくて眠れない。
「大丈夫、ボクがついてる◆」
ベッドの中、ヒソカは私を抱きしめてくれている。
「ヒソカ、」
風と共にヒソカがどこかに行ってしまいそう。
だから私は、ヒソカを思いきり抱きしめた。
「うるさい…」
「じゃあ、耳を塞いでてあげる◆」
ヒソカが私の両耳を塞ぐと、どんな音も聞こえなくなったかわりにヒソカの存在さえもいなくなった気がして。
「やだ、ヒソカの声が聞こえないよ。ヒソカ、ヒソカ…」
「大丈夫。ここにいるよ…」
ヒソカの囁きが脳内に木霊した。
ヒソカは自分をアピールするかのように、私の顔にキスの雨を降らせた。
私はヒソカが風とどこかへ行ってしまわないよう背中に手を回したまま眠りに落ちた。

お願い、風よ。
私の愛する人を連れて行かないで。


〇4/3の暴風による
14:37 04/03 hunter 

キメラアント編

▽ヒソカ

「ヒソカに活躍してほしかったなぁ」
「そのあと活躍してるから許して◆」
「えー…でも、キメラアント編始まってから、すごい時間経ってからヒソカ出てるじゃん」
「それは作者に言いなよ」
「うん。でも、やっぱりヒソカ強いんだし少しでいいから出てほしかったー」
「あーそれはね、仕方ないよ。だってボク、虫嫌いなんだもん◆」
「そんな爽やかな笑顔で言わないでよ」
23:58 03/08 hunter 

WHY?

▽クロロ

「ねぇ、クロロ。なんでクロロってプリンネタ多いの?」
「……俺が聞きたいくらいだ!」
なんでだろう。
23:58 03/08 hunter 

私の彼氏

▽ヒソカ

「わっ!ヒソカなにげキューティクルすごいねぇ」
「いいシャンプーで洗ってるからね」
「髪染めてたり、がっちがちに固めてるのにね!」
「だからいいシャンプーで…」
「でもイルミには負けてるー」
その台詞に、ヒソカの眉がぴくりと動いた。
「いいイルミの髪触ったことあるのかい、キミは」
「あるよー」
「ボクの髪はさっきちょっと触っただけなのに!?」
「え?ひ、ヒソカ?」
「ボクへの暴言とこの扱いよう…許さないよ…」
「え!?ヒソカ!!ちょっ、謝るからやめて!」
「だーめ」
どすっ、と押し倒されて甘いキスを与えられたら私は抵抗のしようがなくて、ヒソカが満足するまで食べられました。
「さいてい…」
「ボク以外の男に触るの禁止ね◆」
23:57 03/08 hunter 
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