あなたに殺されるために生まれたかった。
狂人を装う狂人に慈悲を与えるな。
道に迷うのは、たどり着きたくないからだ。
悲しくさせられるために愛す。
絶望を見つめることも希望を見つめることも同じ。
かつての英雄が魔王になる。
飛ぶために羽が必要だけど、羽があると重くて飛べない。
言葉から解放されるために言葉を使う
死ぬのはいつでもできるけど生きるのは今しかない
罪人を永遠に罰し続ける罰
叱られたくて罪を犯す子供たち
もう死んだ人だから持て囃してるんじゃないの?
いたずらに未来を占う人は誰でも罪深いらしい。
世界が、誰かを倒せば終わりっていうくらい単純だったら良かったのにね。
雲は波。意識は海。足跡はこの世に繋ぐもの。
パンドラの匣の底に残っていた「希望」は、この世で最も強い災厄だったのでした。
私は私の中に死んだ猫を飼っている。
私の神さまは私だけのものです。
神さまに愛された男の子? それとも彼自身が神さま?
わたしの妄想の中であなたは何度も殺される/あなたの夢の中でわたしは何度も死ぬ
瞼の裏に青い魚を飼っている。
縛りの無い自由を混沌と呼ぶの
あなたがあなたのたましいを、あすの日まで無事に運ぶことができますように。
あなたは神様じゃなかったんだ、と悲しく喜ぶ私。私が魔女じゃなかったので、失望し苛立つあなた。
恋する者の傲慢さを肯定する。
彼とおそろいの傷が、私にも欲しい。
はたして、満月が完成なのか、新月が完成なのか。
てっぺんのいちご私にくれるならいっしょにショートケーキ食べてもいいよ
美しいまま儚く消えていくことより、醜くなってしぶとく生きていくことを選んだ。
言葉という嘘で、どこまで真実を突けるか。
言葉遣いがきれいでも、その言葉を発する心が汚かったら何の意味もない。
叶わない約束があればあるほど、長く生きられる気がする。
もう死んでしまった星たちが最後に投げかけた光を数える。
一人でいる快適さより、二人でいる不便さを愛そう。
賢くないふりをするあなたの方が、知ったかぶりする私より余程尊い。
実際に使用する用のあなたと、予備のあなたと、保存用のあなた。
受容することと諦めることは全然違う。
暴力をいじめと言い、中傷を野次と言う。
明確なビジョンのある独裁者と、曖昧なビジョンさえない平和主義者と、どっちがいい
理解ができなければ誤解もできない。
甘い言葉より、安心させてくれる言葉がいいな。
この人になら騙されてもいいやと思える人だけ信じられる。
疑わない人は幸せかもしれないが、その幸せを自覚することもできない。
たっぷり蜂蜜が入ったミルクには、甘やかされた時の幸福感に似た成分が含まれてるんだと思う。
途方に暮れること、絶望することこそ、人間の本質なのでは、と思うようになった。
涙を流さずとも泣くことができる
何のくびきもない自由と裏腹の永遠の孤独
疑惑があるだけで罪になる。
常に美しくあろうという矜持、醜いところも見せられる信頼
自分のことだけを愛してくれる人を愛する人。自分のことなどに関心の無い人を愛する人。
死んでるように生きてる。生きてるみたいに死んでる。
自分の美しさを既にわかっている少年。自分の尊さをまだ知らない少女。
若さと美しさが正しいとされるおそろしい世界
無差別な優しさは無邪気な暴力
君が正しくて、この世界が間違っているんだ。
私は弱いけれど、私は私のたたかい方をしたい。
嘘をつくことによって、真実を告げるのだ。
与えるなら、同じくらい受け入れなさい。
白桃のような指、朝露のような涙



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