「アリサはこんなところに何しに来たんだ?」
グリーン青年は嫌がるレッド青年にマフラーとコートを着けながら尋ねてきた。
そうよレッド青年こんなところに半袖でいたのよ。




「母さんに頼まれた………………宅配便?」
「違いますわー………」
間違われても仕方ないけれども!だけども!
そうだこの人の変なところは多分遺伝なんだきっとそうだ!と思いながら呟けば、レッド青年とグリーン青年は二人して首を傾げる。
なんだお前ら可愛いな!

コホンと咳払いを一つして、二人に名乗る。
「改めまして、初めましてディアフレンド。わたくしはアリサ。職業は大泥棒、ですわ」
ニコリと笑えばグリーン青年がピシッと固まった。








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