言い忘れていたがあれから3ヵ月程経った。私の腕はそろそろ完治しそうで(丈夫な身体に感謝する)そろそろ仕事に戻ろうかどうしようか考えていたところだった。いやグリーンのご飯美味しいんだもん。離れるの惜しくなってきた。
つまりランスはタイムリーな時に押し付けてきたと言う訳だ。



「ディアフレンド」
「あー?」
「知り合いにポケモンを頂きましたの。面倒の見方を教えて頂きたいので、もう暫く滞在しても宜しいでしょうか?」
ボールからポケモンを出して膝に乗せてから尋ねれば、グリーンは私の左腕に気をつけながら正面から抱き締めてきた。

「宜しければ一生どうぞ?大泥棒さん」
「最近わたくしの方がハートを盗まれた気がしますわ」
なんとなく悔しくなって目の前の頬に口付ければ何倍にもなって帰ってきた。







もしかしたら、私幸せかもしれない。








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