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1th

不透明な思想に溺れる
王冠のなかで眠るとして
乱雑なこの世界で
曖昧に生きたからさ
閑静街
宇宙船に乗って放浪
横顔から受け取る意思


長文



静謐の夜 熟れた瞳 ノスタルジアを感じて 揺れた提灯 夜と朝 奇怪な祭 世界と黙す 感覚を失う ひとの感情が愛しい なにも教えてはくれない 小さな世界の大きな存在 暖かな色彩が並ぶ 日のひかりがあたる 野菜と自然食 空気のなかにまじっていた 無機質な音と談笑 黙っていても 深い幻惑 嘘っぽく流す涙 うずくまる 日常に溺れてた非日常 非がつく瞬間のその境目はいつ 雑多にある物 全ては相対的 ふ・め・い ミルクの溶ける温度 幸福における悲しみ 恒常的世界 気持ち悪い腹のなかは喉に手を通して解決するわ そのまわりのひどい異臭にひどい笑み 青いような、そんな黒が敷き詰められた夜 なにを掴んだのか、それが分からない なにか掴んだのか、それも分からない お伽話のように騙されはしないけれど夢のように憧れることも許されない今 瓦解した日常 通常定食 反吐が出るよ 響いたのは銃声 背徳の罪に犯されて聞こえる、青み帯びた啜り泣くその声




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