これにて見守る話は終了となります。いつだって戦って、守る側だったソラさんが手を出しきれないもどかしさを感じながら少女の成長を見守る話。
結果的に少女は一人で立ち、走ることが出来るようになりました。そして最後は仲間とともに走る喜びを知りました。
母が子を守るようにソラさんはセイハを守っていましたが最終的にはやっぱりセイハが向き合わなければならない過去です。そしてソラさんはその過去をセイハにぶつけ、セイハもしっかりとその過去を受け止めてまた走り出しました。
以前のソラさんならその辛い過去ごと持ち去っていたでしょう。
でも彼女はそうしなかった。
それだけでも彼女は成長しています。
さて、まだまだ、ソラさんの旅は続きます。今後ともお付き合い頂ければ幸いです。
では、最後に。
メカクシ完了。
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