Second
「ツナ〜。リングの話聞いたー?」
夕翡が手を振りながら駆けてくる。
ツナはムスッとした顔で夕翡を睨みつけた。
ツ「聞いた。雲雀さんが雲の守護者・・・しかもディーノさんと修行とか・・・(ムッスー」
「うん。私もそれはヤダ。ディーノが・・・畜生・・死ね。恭君・・強姦とかされないかな・・・」
ツ「ちょっと、不安になるんだけど!!雲雀さん可愛いし・・・うわぁああああ!!」
リ「安心しろディーノにそんな趣味はねぇ。」
「「何言ってん(だよ)(の)!!!」」当然と言えば当然のことをいったリボーンは、非難の目で見られ怒鳴られた。
こんなときばっかり息ぴったりの2人。
「雲雀受けの定番はディノヒバなんだよ!!?あのディーノの馴れ馴れしさ(黒笑」
ツ「雲雀さんがどんだけ可愛いと思ってんだよ!!」
「そうだよ!!国宝級だよ!!?ノーマルだろうがなんだろうが虜にする色気があるからね!!」
ツ「
あ゛ぁ゛〜!!!こうしちゃいられない!!あの馬殺ってこなきゃ。」「そうだね!協力するよ!!」
リ「
ちょっと待て!!!(汗」
今にも学校に向かって行きそうな2人を慌ててリボーンは止めた。
今の2人なら真面目にディーノを殺しかねない・・・
リ「ツナ、お前は修行だ!」
ツ「そういえば、夕翡は雪の守護者なんだっけ。家庭教師つくの?」
「え?つかないよね?」
リ「あぁ、お前は十分強ぇーし、適任がいねぇからな。」
ツ「何で夕翡ばっかり(ムス」
「私が完璧だからだよ!!(エヘン」
ツ「
自重しろ!!」
「ツナは頑張って零地点突破会得だー!恭君は私に任せて。」
ツナはいやいやリボーンに連れて行かれた。
この戦いに負けるのがどういうことか、ツナにも分かっているから抵抗はしない。
けど、雲雀とディーノが2人っきりで修行していると思うと気が気じゃないというのも事実だ。
「さて、恭君のとこ行くかー」
ん〜と手をあげ、夕翡は2人が修行しているであろう並中の屋上へ向かった。
ビュンッ シュッ
トンファーと鞭の音が聞こえる。
ギィ
ゆっくりと扉は開いた。
「やってるやってる。・・・・
恭君の顔に傷がついてる。(黒笑」
デ「ビクッ) 夕翡・・・どうしたんだ?(汗」
雲「ムスッ)何のよう?」
「恭君が強姦
「死んどけ」きゃお。」
雲「君に聞いた僕が馬鹿だったよ。君の答えなんてろくなもんじゃない。」
「ぷーだ!ツナの代わりに護衛にきたのに。」
雲「・・・・・・・綱吉?」
「同じく心配してた。」
雲雀はわざとらしく溜息をついた。
そりゃぁ、心配されるのは不謹慎だけど嬉しい。
けど、ツナの独占欲の強さを知っているから素直に喜べない。
しかも体中傷だらけで何をいわれるか・・・・考えただけでも頭が痛くなる。
「ねぇねぇ、ツナとどこまで進んだ?」
雲「は?何いきなり。」
「ツナのことだから手が早そうだから最後までいったのかなァと。」
雲「夕翡に教える義務はない。僕はこの男を咬み殺すんだから邪魔しないでくれる?」
「うん・・・・・・・
くれぐれも襲われないように!!」
雲「続き、しようか。」
デ「お、おう」
雲雀は夕翡に対する怒りをディーノにぶつけた。
トンファーの重さに、ディーノは驚き顔は真剣なものになる。
夕翡はといえば、 「しようか」 が 「シようか」 に聞こえ、ムッスーと戦いを見守っていた。
「そろそろ帰ろうかな・・・。お腹減った。」
ロ「ボスにソッチの趣味はねぇから安心して帰れ。」
「ぶっちゃけ、恭君とディーノが一緒に修行ってだけで犯罪なんだよ。視姦だよ!!」
草「大丈夫ですよ。委員長には綱吉さんだk
「草壁黙れ!!」ぐあはぁ!!」
「ドンマイ哲っちゃん。照れるな恭君」
雲「夕翡、帰るなら一戦しようよ。」
「シようよ、なら大歓迎なんだけどな〜。ふぅ・・・・恭君。」
じーっと突然真剣な顔で夕翡は雲雀を見つめた。
言おうかいわまいか迷う素振りを見せておずおずと口を開く。
「
絶対に強姦されないでn「結局いうことそれか!!」
ドガッ メキッ!!雲雀の投げたトンファーがメコッと扉に埋め込んだ。
ひぃっ!と思わず悲鳴をあげたのはディーノで、夕翡は「冗談、冗談」と笑っている。
「その傷、出来るだけ治療して隠しておいたほうがいいよ?あと、そろそろ修行きりあげたほうが・・ねっ?」
夕翡は含みのある笑い方をして、去っていった。
雲雀は ハァ と溜息をついてからディーノの方を見
雲「今日はここまでにするよ。明日は咬み殺す(ギロリ」
屋上から出ていった。
いきなり好戦的でなくなったことに対しディーノは首を傾げていた。
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