First

「くっ・・・クロームだぁぁぁぁあああああ!///

ク「・・・え・・と・・・」

とりあえず、夕翡はクロームに抱きついた←

突然のことにクロームは驚いて、目を丸くするが抵抗はしない。

どう反応すればいいのか分からないのだろう。



「可愛い!可愛すぎる!!腐女子なクロームも黒ームも好きだけど純粋ピュアが一番可いよー!!」

ク「/////」

家「ほら、夕翡。それくらいにしとけ。」

「えー。」



家光に引っ張られ、夕翡はクロームから引き剥がされた。

クロームはまだ困惑しているようで、夕翡と家光を交互に見つめる。

ちなみに、まだ自己紹介も何もしていないこの3人。つまり、初対面で抱きつい夕翡←



「えーと、初めまして♪沢田夕翡だよ。夕翡でいいからねー。よろしく!!」

ク「・・・・夕翡?私は・・・クローム髑髏・・・。」

「可愛いー!!///」

ク「////」

家「ほら、夕翡!それで、骸と話せるかい?」



家光の問いに小さくクロームは頷き、目を閉じた。

と、周りの空気が微妙に変わる。

次にクロームが目を開いたとき、クロームの雰囲気は少し違うものになっていた。



「やほ、むく、げき?」

骸「何言ってるかさっぱりです。

「やっほー、むっくん、元気?って。脱獄失敗ドンマイ!」

骸「軽いですね・・・。全然ドンマイという風に聞こえません。」

「だって分かってたし。クロームが可愛すぎてvvvv」

骸「ハァ。それで何のようですか?」

「ツナの霧の守護者になってほしいの。」



キョトンとしているクローム(もとい骸)が可愛すぎて、夕翡は抱きついた。

クロームだったら反抗しないが、今は骸。とりあえず、避けられた。

夕翡はぶーぶー不満そうに口を尖らせて、守護者とリングこれから来る戦いにつて説明した。



「お分かり?」

骸「・・・・・・・不服です。」

「なにが?」

骸「どうして僕がマフィア・・・・・沢田綱吉のために働ければならないんですか(ムス」

「沢田綱吉より綱吉君がいいな〜。恭君は雲雀君でー。クフフフ←」

骸「貴女は人の話を真面目に聞きなさい!」

「聞いてるよ!!ツナにはメイド服が似合「全然聞いてないじないですか!!

骸「誰がいつそんな話をしましたか!何一つ聞いてないですよね?その耳は飾り物でか!!?」

「飾り物デスッ☆なんちって。」

骸「眩暈がして来ました・・・・・」



つまり、疲れてきた。

クロームの体を使ってとはいえ、こちらの世界にとどまれる時間は短いし、辛い。

さっさと話を終わらせるのが得策なのだが・・・夕翡のせいでそうもいかず。



「いいじゃんー!ツナカッコいいし、可愛いし、一緒にボンゴレやろ?」

骸「一緒に?」

「うん。私は雪の守護者なんだって〜。」

骸「そうなんですか。」



守護者になれば一緒にいられる?

そんな思いが胸をよぎった。

今は全然、恋愛対象として見ていもらえなくてこれからも見てもらえないかもしれい。

でも、一緒にいたい・・・・



「それに、犬と千種とクロームはボンゴレが保護してくれるし。」

骸「でも、僕は・・・そう長く戦えませんよ?」

「大丈夫。いざっ って時に出てくれば!!」

骸「そうですか・・・。分かりました。」

家「引き受けてくれるのか?」

骸「えぇ。」

「よし!これでクロームは私のもの((」

骸「お願いですから、クロームを穢さないで下さい。

「どういう意味じゃコラぁ!!」

骸「夕翡色に染まられたら困ります・・・・そろそろ限界のようですね。犬と千とクロームのことお願いしますよ。」

「うん。むっくんもちゃんと、復讐者から出してあげるからね。」



そして骸の気配は消えクロームは戻ってきた。

大体の話の内容は分かったらしく、家光は霧のリングを手渡す。



「頑張って!犬も千種もいい子ではないけど悪い子でもないから!何かされたら言っね!ぶっ飛ばす!」

ク「う、うん。。。」

「あ!リング争奪戦が終わったらパジャマパーティ-とかしよう!京子ちゃんも誘て。」

ク「パジャマ・・・パーティー?」

「うん!女の子同士でわいわい騒ぐこと。それで買い物行ったりお菓子食べたり。」

ク「・・・・・・・」

「いや?」

ク「ブンブン)嬉しい・・・///」

「・・・・・妹になってください。

ク「え・・?」



夕翡はしかっとクロームの手を握り目を見つめていった。

プロポーズに見えないこともない((

クロームは顔を真っ赤にしてあたふた。

GLか(((



家「ほら、夕翡〜。帰るぞ〜。」

「えぇー!!うぅ;;バイバイ・・・クローム・・・。
絶対また愛に来るからー!!

家「夕翡!変換が違う!!

「だってー。あぁ・・・変な虫がつかないか心配。可愛い・・可愛すぎる。

ク「バイバイ・・・

「そんな悲しそうな顔して・・・連れて帰りたい・・・連れて行こうよー。

家「夕翡、我儘言ううじゃない。」



夕翡はクロームから離れない。べったりとくっついている。

クロームも嫌ではなさそうで、恥ずかしそうに顔を赤らめている。

家光は困り果てた。



「いいじゃん、部屋余ってるし。部屋余ってるし。」

家「けどな・・・・。お父さんは骸のことを完全に信用したわけじゃ。」

「これクロームだし、あんなへたれに何も出来ないし。骸って絶対受けだもん!」

家「夕翡〜;;」

「ね?ね?クローム、私の家に来て一緒に住みたくない?(キラキラ」

ク「ぇ・・・・行きたい////」

おとーさん!!この子ツナの嫁にして私の妹に(((」

家「ハァ)・・・仕方ないな。」

「よっしゃ!」



ガッツポーズをして、飛び上がるほどの喜びよう・・・・

クロームはとんでもない人に好かれたようでs((((


そして、夕翡はクロームを家に連れて帰った・・・・




















ドドドドドドッ バンッ!!



ツ「うわぁ〜・・・・帰ってきてる。と・・?」

「お帰りツナ。」

ツ「ただいま。」

「馬と鮫来た?」

ツ「ディーノさんは来たよ。鮫は知らない。」

「変なロン毛。」

ツ「来た。」

「倒した?」

ツ「面倒だから放置した。リングがなんやらかんたらとか・・・で、誰?」

ク「あ・・・えと・・・」

「クローム・髑髏。私の妹!!(居候ね!)」

ツ「居候ね〜。」

「うわぁぁん!!ツナが人の心読んだー!!そんな子に育てた覚えはない!!」

ツ「いや、こう育てたの夕翡だし。」



初めて見るツナに途惑い、ツナと夕翡の喧嘩なのかよく分からない口論をずっとクロームは聞いてた。

ツナの名前を知るのはそれから2時間後の話。


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