13日目

「つーなー。」

ツ「ん?」

「応接室いこうよー。暇ー。授業サボろー?」

ツ「一人で勝手に行けば?」

「冷たい!!大事な妹をもうちょっといたわってよ!!一人で男だらけの巣窟に行けと?」

ツ「そこのボスに会いに行くんでしょ。夕翡なら大丈夫だよ。」



それは微かな異変。

ツナが応接室に行きたがらない←

いや、いまさらかもしれないが・・・。前までは夕翡がしつこく誘えば渋々といった感じでもついてきてはくれた。

それが、今では絶対に行かないといっている。

応接室に行きたがらないというよりは・・・・雲雀を避けているようだった。



「行こうよ!!ねー!!」

ツ「行かない。」

「そんなに嫌?」

ツ「しつこいったら!!!


急にツナが怒鳴ったせいで、一瞬クラスがしーんっとした。

夕翡は驚き、目をぱちくりさせているがすぐに笑った。


「分かった。じゃぁ、私だけ行くね。」

ツ「うん・・・・。ごめん。」

「いってきまーす。」



夕翡はひらひらと手を振りながら教室を出て、応接室に向かった。

顔では笑っているけれど、ツナの拒否りようにかなり心臓ばくばくだ。

特にノックもせずに、夕翡は応接室に入る。



「なんだろな〜。恭君ー。入るよー?」

雲「・・・・・・・・毎度毎度サボりに来るのやめなよ。」

「だって、授業暇ー。てかさ、ツナと何かあった?」



ピタッ

雲雀の書類を書いていた手が止まり、動かない・・・・



「えっ、何かあったの!?」

雲「・・・・別に。」

「今明らかに挙動不審だった!!えー、私が入院してる一週間のうちに何が??」

雲「何も。」

「気になる!!告白とか「がたっ」・・・・・・え・・・・・・したの?」

雲「してない。」

「じゃぁ、何・・・・恭君!?!?!

雲「別にっ・・・・何もないから(ポロポロ」

「え、えーー!?」



さすがの夕翡もこれには対処できなかった。

今の今まで普通に話していたと思えば・・・・急に泣きだすし。

平気だと言いながらぽろぽろと涙を流す。

とりあえず、夕翡は雲雀に近づき背中をさすった。



「えーと・・・・恭君・・・・新種の病気?涙病とか。

雲「違うっ・・・・」

「・・・・・・・・・・・・じゃぁ、何!!?」

雲「夕翡には関係ない!!」

ある!!ツナ絡みのことだったらどんな小さいことでも私に関係あるの!!!ツナは私の所有ぶt((((」

雲「・・・・・・・・・・・・・・別に何もない・・・。」

「あああああああ!!!!うじうじ泣くぐらいなら話なさい!!じゃないと、

  鬼の風紀委員長が泣いたって学校中にいいふらすよ?(黒笑)ぁ、写真写真。



ドガッ  ぷしゅぅ〜



「い、一応昨日まで怪我人;;」

雲「煩い。僕を脅すなんていい度胸じゃない?」

「べーっだ。もう写真取っちゃったもんね!ほらほら、未来のお義姉様に話してみなさい。」

雲「うわぁ、うっぜー。

「言う気がないならツナに聞く。それでも聞けないならしょうがないから・・・学校中の隠しカメラ見るか。(さら」

雲「は?なにそれ。

「え?」



・・・・・・・・

一瞬沈黙が2人の間に走った。

夕翡があは笑うので、雲雀はスルーすることに。なんか聞くと怖いから((

それから、夕翡がずっと凝視してくるので、耐え切れなくなり溜息をついてから雲雀は話しだした。

なんにしても、いつかは解決しなきゃいけない問題だ。



雲「・・・・・・・した。」

「何を?」

雲「・・・・・・告白・・・もどき?」

「疑問系?」

雲「うん。まぁ・・・・ね。」




それは無意識に

始まる


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