Sixteen

了「極限必勝!!!これが明日の体育祭での我々A組のスローガンだ!!勝たなければ意味はない!


















ツ「・・そっかー。体育祭のチームは縦割りだから京子ちゃんのお兄さんと同じチームなんだ。」

「うん。今日も熱いね、うざいくらい。」

ツ「言いすぎ・・・・・って何で夕翡がいるんだよ!?

「え?ツナのいるところならたとえ火の中水の中。どこにでも行くよ。」



しれっと返した夕翡だが・・・・そう、ここは夕翡がいていい場所じゃないのだ。

なぜなら縦割りで、夕翡はB組。獄寺もB組




獄「本当うぜーッスよね。フツーにしゃべれっての。」

「でも、ごっきゅんのしゃべりかたも十分普通じゃないよね。

獄「んだと!?

山「まーまー。他の組のやつがいるってばれたら大変なことになるぜ?」

ツ「なんで山本は平然として・・・・」







「おい!他のグループのやつがいるぞ!!」

「沢田の妹だ!!」

「きゃー!!獄寺君よー!!」





了「何だと・・・極限に誰だー!!




すでに噂は広まり、了平の耳にも届いてしまった。

当然、他の組がいるのに話し合いが続けられるわけがない。

了平が大声で叫ぶと、4人の周りから一斉に人が退いた。


ツナの顔が、心なしか青くなる。




「はい!悲しいことにB組になったけど心はA組!!A組に協力します!

獄「10代目のためなら、俺いくらでもB組の情報流します!!!」

ツ「ええぇぇ!?」

了「よし!なら好きなだけいるがよい。」

ツ「いいんですかー!?



ツナのつっこみは空へと消えた。

次に棒倒しの説明に入ったのだが・・・了平の我儘で兵士として戦いたいから総大将を止めると。

そして・・・自分の代わり・・・


自分より総大将に相応しい男・・それは・・・




了「それは・・1-Aの沢田夕翡だー!!

「・・・は?



夕翡だった。

予想がついてたって方、すいません(苦笑)

その事実に誰より驚いていたのは夕翡で、ツナになるものだと思いこんでいたからより驚いていた。




「えっ・・・はぁ私、女の子ですけど!!!」

了「そんなものは関係ない!!俺はお前を男として見込んでいるのだ!!」

「だから男じゃねーって言ってんだろ。潰すぞあ゛ぁ゛?゛

ツ「ちょっ・・夕翡(汗)落ち着いて。」

了「賛成の者は手をあげてくれ!!・・・さっさと手をあげんかー!!!!」

「誰もあげないよね?私は水滴るツナが見たい。」

ツ「何それ煤v





了平はもはや命令口調。

その熱気に負け、渋々あげようとする者と・・・

夕翡の笑顔(どっちの意味でかはご想像にお任せします) のせいで挙げるのを渋ってるもの・・・

半々だ。




了「このいきおいではすぐに過半数が挙げるだろう!!A組の総大将は沢田夕翡に決定だー!!」





ぇぇぇええええ!?

っと、誰もが思う中・・・A組の総大将は・・・B組の沢田夕翡となってしまった。

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