Ten
ツ「答えは・・・さ・・・3?」
「はい、はずれ。」
ガタンッ
ドゴォ!ツ「
んぎゃああ!!」
激しい爆音とともにツナの悲鳴と
夕翡の笑い声が響いた。哀れ、ツナ。
「あははははは!!!何で間違えられるの!?あははっ!!」
夕翡は大笑い。
ツナは恥ずかしさからか、顔を真っ赤に染めた。
ツ「うっ煩いな!どこの世界に答えを間違えるたびに爆発起こす家庭教師がいるんだよ!?」
「「ここにいる/ぞ。」」ツ「
間違ってるよ!それ!夕翡も何賛同してるの!?」
「だってここにいるし。大体そんなんじゃお小遣いup無理だよ?」
ツ「その前に俺が昇天するよ!?」
「・・・・
ツナを私から引き離そうとするやつは許さない。だから安心して?」
にっこりと笑う夕翡を見て、冷や汗が流れる。
これは本気なのだから、怖い。
ツナは引きつり顔で勉強に戻った。
ツ「4・・・・」
リ「はずれだな。」
ドガン!ツ「ぎゃあああ!!」
「ツナー しっかりΣd(ゝ∀・)」
ツ「何それ!あぁ。なんか天国の扉が見えてき・・・
牛!?」
「うわぁ。アホ牛だ・・・」
ツ「夕翡知り合ぎゃあ!」
リ「俺の話を聞け。」
とりあえず、牛は無視してツナはリボーンの話に集中した。
その間にランボはツナの部屋に入ってくるし・・・
誰もが無視してるが。なんか可哀想だなぁと思ったツナ。
ツ「ボソッ)なんか自己紹介してるよ!?」
「無視。あれを出すまでは。(にやり)」
ツ「あれ?」
リ「おい、今の公式でこれ解いてみろ。」
ツ「うん・・・・・・4・・かな?」
「せーかい。」
ラ「ガ・・・マ・・・ン」
ついに泣き出してしまったランボ。
ツナはさすがに罪悪感を感じる。
夕翡は平然と無視しているし、リボーンはランボの存在自体無視だし。
本当・・・酷い人ばっかり。
ラ「フォホホホホホホ。今回はボウィーノファミリーに伝わるいろーいろな武器をボスからお借りして来たのだじょ〜」
「ピクッ)」
ラ「じゃんじゃじゃーん、10年バズ
「キター!!」ぐぴゃあ!!」
ツ「夕翡!?」
ランボが取り出した10年バズ・・・を夕翡は奪い取った。
さすがにそれには突っ込む。
いくらうざいとはいえ、相手は子供。
酷いだろ・・・ランボは本格的に泣き出すし・・・
だが夕翡はそんなこと気にする様子もなく・・・
「ツーナ♪いってらっしゃーい。」
ツ「え・・えぇ!?」
ドォンッツナにめがけてバズーカを発砲した。
原作?
関係ないよ。
だって俺、王子だもん♪ by夕翡
リ「おい、一体何したんだ。」
「ん〜。これは10年バズーカっていって10年後の自分と入れ替わることが出来るの。5分間だけだけど。」
本誌で10年後ツナが出なかったので (正確には出たが)
気になっていたのだろう。
モクモク
当たりに散乱していた煙が、徐々に晴れていく。
出てきたのは・・・・?
ツ「いてて・・・まさか;;」
「・・・ブハァ)私をっ萌え死にさせる気!?///」
ツ「
わっ!やっぱり・・・・(呆れ」
煙の中から出てきたのは今より身長が伸び、数倍かっこよくなったツナ。
なのだが・・・・
なぜか全裸ツナはあわてて近くにあったシーツを引っ張り、あわてて体を隠した。
着替えていたのか?否、運良く全裸のところに当てる夕翡はすごいだろう。
「ツナ・・・
誰とヤったの?///」
ツ「!なんでそんなにするどいんだよ!?」
「私がツナとくっつけるなんて・・・恭君以外考えられない。ツナは白だから・・・
ヒバツナキター!!」
ツ「何その推理煤d・すごいよ!否・・・間違ってるか?」
「そんなことより美男子だね〜////」
ツ「聞けよ!全然変わってない・・・・」
ツナは、ため息をついた。
夕翡は顔を輝かせてツナを見ているし。
そう、今のツナは男の子と言うより女の子という感じだが、10年後はしっかりとした男性。
まぁ、美人の女性にもみれそうだが・・・
性格は変わっていない・・・・かな?
「で、何が間違ってるの?まさか、ツナ攻め?」
ツ「だから鋭すぎでしょ煤v
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
夕翡の思考回路がしばしフリーズ。
ツナは今なんていったでしょう?
ツナ攻め? そうだよ。
・・・ツナが・・・攻める?
「よ・・・・
よっしゃあああ!!!!」
ツ「うっわ、」
「ツナったら、立派になって///さすがツナ!!雲雀さん受けでツナ攻めとか最高!
10年後行きたいー!!」
ツ「・・・(これでか。あー、失敗した。)」
リ「おい、これが本当にダメツナか?」
今まで会話に入れなかったリボーンが話しに入ってきた。
目の前にいる、今とのギャップがありすぎるツナに驚いているようだ。
ツ「うわ〜。リボーンが小さい。」
「!!え?・・・・10年後は・・・呪い・・・とけてるの?」
リ「ピク)」
ツ「夕翡の知ってる未来とは違うんだよ。」
ツナはにっこりと笑っていった。
それは、だれもを安心させるような。 誰もが心惹かれる
まるで
「大空。」
ポロッ
涙が一滴流れた。
ツナは優しく夕翡を抱きしめる。
「みんな・・・生きてるの?・・・でも、この時点で生きててもしょうがないか・・・」
ツ「大丈夫だよ。夕翡がいるんだから。」
「え?」
ツ「それに。。。。俺の性格変わっちゃったし?」
ツナはくすくす笑った。
10年前はこんなに小さかったんだと。
いまだに夕翡には勝てないでいるので、少しの優越感。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それって。」
ツ「そろそろだ。じゃぁね。」
チュッ
「
」
軽いリップ音がした。
頬にやわらかい感触を残して
ボゥン
ツナは消えた。
「イ・・イタリアかぶれ!?////」
リ「すげぇな。さすが俺が家庭教師しただけある。」
今のツナからは考えられない行動。
10年の差は恐ろしい。
ツナのいたところを見ていると、代わりに見えてきたのは
「
ブハァ)もうっツナは私を殺す気なんだね!!」
近くにあったティッシュで必死に鼻を押さえながら、夕翡は言った。
顔は真っ赤だし。
だが、ツナはその夕翡に突っ込める状態ではなかった。
ツ「////???////」
煙の中から現れたツナの上半身シャツははだけ
首元には赤い痕。
ツナは真っ赤な顔で困惑していた。
雲雀に何されたやら・・・・
ツ「////勉強・・・しよ。」
リ「何されたんだ?」
ツ「聞くなよ!!」
「リボーン、聞かずとも分かることだよ///下克上////あぁ、幸せ。」
ラ「ガ・・マ・・ンッ!!」
すっかり忘れ去られたランボだった。
ランボのこと欠片でも覚えてた人は挙手!
[ 10/100 ][前へ] [次へ]
[main][top][back]