4th.Mar.2017
>いびつに 重なった 偶然達を
>かき集め 運命と呼ぼう
普通の曲なら「この出会いは運命だ」
「僕と君は運命だ」などというところだが、この歌詞ではそうしていない
主人公は「君」との関わりを「運命」だと思っていない
君との間の出来事は「偶然」でしかない
しかも「いびつ」
主人公と「君」は約束された運命的な二人ではない
「かき集め」
…必死さが感じられる表現
運命と「呼ぼう」
…実際には運命ではない
しかし運命だと思いたい
主人公が「君」との関わりを心のよりどころにしようとして必死になっていることが感じられる
28th.Feb.2017
>今君と そっとこの手を広げて
>また君と そっと未来を描いて
「君と」というフレーズが1・2コーラス目のサビで繰り返される。
主人公は今まで周りに心を閉ざして孤独に生きてきたが、
自分が再起をはかるのは「君と」一緒がいいと思っている。
…「君」と関わったことによる心境の変化
26th.Feb.2017
>涙も 笑顔も 僕だけじゃ
>両手でも 抱えきれないね
>僕だけ
この歌詞の主人公は、他人に対して心を閉ざして孤独な生き方をしてきた
そんな「僕」が「君」の存在によって変わる
24th.Feb.2017
>向かい風も切り裂いて
向かい風≒逆風、逆境
これはありがちな表現
しかしそれを「切り裂く」という表現は通常の詞や小説などでは見かけない
陳腐さとは対極にある
「切り裂く」という言い回しは攻撃性・無情さを感じさせる
また、本人に力がなければ
攻撃を行っても「切り裂く」という結果は出せない
→主人公にはそれができるだけの力がある
→主人公は攻撃性が高く無情で、ある程度強い力を持っている
23rd.Feb.2017
この歌詞では2コーラス目に「光」の存在が繰り返し言及されている。
やはり「光」がこの歌詞のキーワードの一つになっていると思う。
>土砂降りも虹に変えて
>輝く朝日のような 光の中へ
>光の差す窓辺から
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