3. 私で代わりになれますか


「お前、さっきからジャラジャラ暴れてうるせぇな
あ?何か言いたいことがあるんだったら言え」

私は体力気力の限界まで身体を振り乱して
彼等が梨花を凌辱する動きを
少しの間でいいから止めたかった

翔央は花音の意を汲んだのか
そっと近付いて口枷を外してやった

『こ…こんな色気の無い経験も浅い私じゃ
代わりにならないかもしれませんが…
どうか、これ以上…梨花のことを…』

「ふぅん、経験少ないんだ…何人位?」

『えっ何人…?…ゼ、ゼロです…』

花音は間を空けて、俯きがちに小さく呟いた

何時間も繰り返し嬲られ弄ばれた梨花の身体は
息も絶え絶えで限界をとっくに超えていた

3人の男の力に敵う自信なんてあるはずもなく
花音は梨花の身代わりに
なること位しか考えられなかった

「えぇぇぇっ!マジかよー?!
20歳の処女なんてSSレア級しゃねっ?!」

「しかし尻軽女の友人の為に自分の身体を差し出す
しかも綺麗に守ってきた処女だとは…
なんとも泣ける話だよな」

「まぁ痛い思いしたくないなら
大人しく言うこと聞いてなよ
…手加減する気はないけどな」

「じゃあ早速20歳で処女の名前花音ちゃん…
だっけ?中身を拝ませてもらうとするかー」

薫は花音の着ていたジャケットを脱がし
下のタンクトップに愉しそうに手を忍ばせた

『いやぁ、穢らわしい手で触らないでっ!』

「お前、なんか勘違いしてないか?
”お願いします…皆様の立派なペニスで
皆様の奴隷である花音の穴を自由にお使い下さい!
だろ?ちゃんと口に出して頭下げる立場だろーが」

翔央の口振りはいつも単調で無感情で
それだけでも花音を人間扱いと
みなしていないのが分かる

『お、お願い…いたします…っ!皆様の立派な…
ペ、ペニス…で、皆様の…奴隷である花音の
穴を…自由に…お使い下さい…っ!』

花音は屈辱のあまり目に涙を浮かべて
鎖で吊り上げられている両手の間から
おそるおそる頭を下げた

次の瞬間、衣服を剥ぎ取られた花音の裸体に
男達は息を飲んだ

白くきめ細やかで滑らかな肌質と
触れたら折れてしまいそうな華奢な肉体
それでも女性らしい丸みを帯びた部分の肉付きは良く
一瞬で性欲を掻き立てられた

よくよく顔を見てみれば細く切れ長の奥二重に
幼くも妖美に艶めく黒目がちな瞳
小ぶりな鼻や唇とは淡く儚い印象で
言い換えれば日本人らしい清楚な顔立ち

朔夜からすれば妹にしたくなるような可憐さで
薫は自分色に染めたくなるような支配欲が生まれ
翔央はストライクに近いタイプの女かもしれない

『うぅ…う…ぁ…』

「はぁー、美味しいね、花音のお口」

薫はおもむろに赤く染まった花音の頬に
左手を当てて、急に小ぶりな唇を奪った
強引に自分の舌をねじ込ませたが、翔央によって
身体を引き離されて即座に抜き出されてしまう

「かおちゃん、早まるなよ!抜けだし厳禁!」

朔夜はねっとりと繋がっている糸引く唾液を
じっと見つめながら年長者らしく
ピシャッと薫に言い聞かせた

翔央の表情は憎悪に満ちていて
右手を薫の股間にクイッと食い込ませて
ぶら下がる膨らみをギュッと強く握った

「薫、ペナルティとして一旦休憩」

翔央は股間を握り潰され痛み悶える薫をスルーして
花音へと寄り添い、慣れた手つきで
ブラジャーのホックを外した

するとまた、マジマジと食い入るように
男達の視線がソコへ集中した

揺れるような柔らかな艶のある形の良い膨らみ
色素の薄い薄紅色で小さな先端がピクリと勃っていて
男達は思わず互いに顔を見合わした

「す…すげぇ…」

「ああ、これは高い値がつくぞ…」

感嘆の声を漏らしながら、暴れないよう
右足を押さえ付ける翔央と
右足を押さえながら片手で胸を揉みしだく朔夜

薫はまたもや我慢できずに花音が履いている
純白のパンツへと顔を埋めるが
今度は朔夜に勢いよく顔を叩かれてしまった

「ふっへへへ!」

そして翔央と朔夜は期待を膨らませながら
純白のパンツをゆっくりとずり下ろしていった

左右の形が整った綺麗な一本の筋マンで
ピンク色のきゅっと窄まる膣口と
薄っすらと生える産毛レベルの陰毛を凝視した

「これは…久々の上物がきたな」

「んじゃ、味も確かめる!ん〜おいちい!」

『いやっ恥ずかしい…舐めないでぇ…あぁ…っ!』

薫は舌を秘部に這わせ、ほんの少々蒸れた感じの臭いと
ほんの少しの甘味を吟味して、最高評価を下した
花音の太腿は男2人がかりでがっちりと抑えられ
足掻く花音の抵抗は意味を成さない

「んーよしよし、じゃ薫はもう今日のお役は御免な
こいつの生き遅れの初物は俺がもらってやる」

今までにない尋常じゃない威圧感で
翔央は瞳の奥にメラメラと、欲望の炎を宿している
しかし他の2人も指を咥えて黙って見てはいられない

「いやー無理矢理!こんな初物
単体AVでも高い値でいけるよ!
大物VIPにも高く売りつけられるし…
どうしよっか悩むな」

「もーすぐ朔夜君はお金お金ってぇ!」

「でも仕方ないかな…翔央なら
やるっつたらやるからなぁ」

朔夜は哀れむように花音を見つめるも
自分の思惑通りにいかない”初物”を
残念そうに肩をすくめた

「いやいやいくらなんでも未体験に
翔ちんのデカちんはキツいでしょー?
この前も中学生の処女マ○コ壊してたじゃない!」

薫が身を乗り出して止めるも翔央は耳を貸さず
ズボンのベルトをそそくさと外し
チャックを下ろしながら妖艶な笑みを浮かべた

「うっわ、かわいそ〜
頑張って耐えるんだよー花音ちゃん…」

男の人の平均サイズがそもそも分からない
だけど、今から挿入しようとしている
この人のペニスは、果たしてこんな男のモノを
知らない自分のナカに入るのだろうか…?

翔央はひと舐めされただけで十分に慣らされていない
花音の秘部へと自身をあてがった

先ほど膣の開口部分にある膜を見た限り
それがおそらく処女膜だったのだろう
つまり花音が処女である以上
これから行うのはその処女膜を破る貫通式となる

『んんんん!!ちょいきなりなっ!ひぃっ
あああぁぁぁっ…いやあああああああっっ…!』

深い悲鳴と喚声、必死の足掻きと抵抗
ここが外部と遮断された地下空間であることも忘れ
大事な初めてを友達を庇ったばかりに
拉致監禁の犯罪男に奪われるショック

処女膜を例外サイズのペニスに貫かれ
激痛に襲われるというあまりに残酷な悲劇

「これじゃあまだかなり痛いって未使用マ○コには
ホントにちょっとしか濡れてないじゃん!」

朔夜は先ほどから気の毒そうに
心配して声をかけているけども
心の中では花音が滅茶苦茶に壊されていく…
そんな想像を張り巡らせて
愉しそうな笑みを隠しきれない

「いいんだよ、薫も昨夜君も
女の痛がる顔が大好物…だろ?」

相変わらずの鬼畜ぶりの翔央のサイズは
平均の2倍以上はあるだろう

潤滑油でロクに入り口を解されもせず
ゆっくりとしたストロークで慣らされもせず
いきなり根元まで強引に凶根を挿れられて
花音は喉の奥から絶叫している

『いやあぁ…っ痛いいぃぃ…もうやめ…っ!
おねがいいぃ…壊れるうぅぅぅぅ!』

ミシミシと無理矢理ナカを押し拡げられ
内壁が今にも引きずり出されそうな感覚に
ピストンが始まる前から早くも失神寸前

この誰もが驚くサイズの巨根が
花音の初めての胎内に収まるグロテスクな光景に
もはや朔夜も薫も目が釘付けになっている

処女膜が貫かれ赤い鮮血がポタッと床に垂れていく
花音は目に絶望の涙を浮かべた
薫はそんな花音に同情し
よしよしと頭を撫でるも既に意識は薄い

「安心しろ…ここで俺のペニスで快感を
しっかり覚えて、淫らな牝犬になり果てるまで…
俺がじっくりと躾けてやる」

ズルズル…ズチャ!…ぱんぱんっ

結合部の粘着音と肌がぶつかる音が大きくなり
花音の悲鳴に近い嬌声も段々と激しくなる

『あぁっ!やん、ダメ…激し…!』

数分と経たない内に翔央は自身を膨張させ
ラストスパートをかけて、最奥に欲望の精を
たっぷりと叩き付けた

こんな男に処女を奪われるのは屈辱でしかない
その心の内をぽろっと口にしてしまうと
翔央はケラケラと下品に笑いながら
既にナカの精液が溢れるているにも関わらず

再び自身のペニスをあてがい
さらに激しい輸送を、何度も射精と絶頂の繰り返し

深夜の地下牢に二人っきり
1時間経っても2時間経っても
一度も男根は引き抜かれることなく

一晩中ほぼ不眠不休で
狂気の目を含んだ翔央による連続凶行が行われた

絶え間ない侮辱で
身体の奥まで快感を植えつけられても
親友の梨花の存在だけが


ーなんとか私を繋ぎ止めていたー



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