Dream | ナノ

Dream

ColdStar

Happy Birthday!!

++シエル・アランソン // 12/17
怜那「ギルとナナはラウンジでムツミちゃんの手伝い、ディートはターゲットをミッションに連れ出して。ロミ男はBGM用意!ジュリウス……ジュリウスは取り敢えずカノンさんがケーキ持って来てくれるから飾り付け!これでいいわよね?」
ジュリウス「ああ、ありがとう怜那。俺では正直こんな作戦は立てられなかった」
ロミオ「しっかし、レイ張り切ってるなー」
怜那「……だってあの子、今まで誕生日なんて祝ってもらったことないんじゃないかって……そんな気がして」
ナナ「うんうん、きっとシエルちゃんも喜ぶよ!さあギル、私達はラウンジのお手伝いだよ!」
ギルバート「……俺もこう言うのは不慣れだが、まあ行くとするか」
ディート「はいはい、こちらディートハルト。ターゲットがエントランスにやって来ました。ミッションに誘いますが帰投までの時間は如何程?」
怜那「そーね、1時間。取り敢えず、理由を悟られないようにね」
ディート「了解です……っと、シエルさん丁度いいところに……」

++真壁ハルオミ // 12/21
怜那「トップスはこれでいいとして……結局ニーハイなのか低露出なのか生脚なのかどれがいいのかはっきりして欲しいわ、全く」
シエル「……隊長は何をやってるんですか一体」
ギルバート「ハルさんに似合うって煽てられたからってハルさんが喜びそうな服を選んでるんだと」
ディート「……あの、僕以前から思っていたんですけどね」
カノン「どうしたんですかディート先生」
ディート「怜那さんって、日頃ハルオミさんの趣味を真っ向から否定してる割にはここ一番でハルオミさんに甘いですよね」
ナナ「……多分、レイちゃんは褒められて嬉しかったんだと思うよ」
怜那「あーもう、これでいい!……で、ハルさんは?」
慧多「ハルさんならあっちで他所の支部から出張してきた人ナンパしてるよ」
怜那「何よそれ!今日は一杯くらいあたしがご馳走しようと思ったのに!」

++ペイラー・榊 // 01/07
藍音「サカキ博士、誕生日おめでとうございます」
サカキ「いやあ、祝ってもらえるとは思わなかったよ。ところでこれは何かな」
藍音「誕生日祝いのロウソクをたてた七草粥です」
サカキ「藍音くん、まずは聞かせて欲しいんだけどこれは誰の入れ知恵だい」

++グレゴリー・ド・グレムスロワ // 01/24
ナナ「なんかお祝いした方がいいのかなあ」
ディート「いらないでしょうそんなの、面倒ですし」
シエル「しかし、一応一時期ある意味ではお世話になっていますし」
ギルバート「あのおっさんが俺たちに祝われて喜ぶとも思えん」
怜那「じゃああたしがみんな連名でお祝いメールでも出しとくわ。何もしないでいて後から文句言われるのも嫌だし」
……数日後……
シエル「怜那さん、先日のグレム局長の誕生日メールの件ですが……あれでは逆に失礼ですよ」
怜那「何が?」
シエル「名前の綴り、全部間違っていました」

++香月ナナ // 02/22
ムツミ「シエルさんはそっちのパンに辛子塗って行って。ロミオさんはシエルさんが辛子塗ったパンにおでん挟んで行ってね」
ロミオ「って多っ!!何人前あるんだよこれ!?」
怜那「ほらロミ男、ちゃっちゃと動きなさいよ。ムツミ、フライドチキン揚がったわよ」
ムツミ「ありがと!じゃあ次そっちの揚げて行って!」
ジュリウス「……一体何の騒ぎだ」
ムツミ「あ、隊長さんちょうどいいところに!そこのレタス千切るの手伝って!あと、ギルバートさんとディートさんはそっちのケーキのデコレーション!」
ディート「……なんですこの、100年位前の極東で流行ったウエディングケーキみたいな巨大ケーキは」
ムツミ「そのくらいないと足りないでしょ」
シエル「切れ目を入れてあったパンには辛子を塗り終わりましたよ」
ムツミ「あ、そっちにもまだあるの。もうちょっと宜しく」
ギルバート「ところでお前ら、この料理のうちどの位ナナの腹に入ると思う?」
ムツミ「うーん、8割はナナさんが食べちゃうんじゃないかな?」

++台場カノン // 02/28
怜那「ケーキ……は本人の方が美味しいもの作りそうよね」
ディート「誤射がなくなる魔法のスコープありませんかね」
ギルバート「あったらついでにロミオとレイにもやってくれ」
ロミオ「おいギル、それどう言う意味だよ」
ナナ「極東の人に聞いた方が良くないかな」
ジュリウス「ナナの言うことにも一理あるな」
シエル「そう言うと思って聞いて来てますよ。さて、準備を始めましょうか」

++ロミオ・レオーニ // 03/14
ロミオ「ほら、これ。バレンタインのお返し」
怜那「……あんたバカじゃないの?自分の誕生日にあたし宛のプレゼント優先してんじゃないわよ」
ロミオ「えー、でも折角貰ったし」
怜那「だ、大体ね……先に渡されたらプレゼント渡しづらくなるじゃない……」
ロミオ「……え?」
怜那「誕生日おめでとう、ロミ男」

++アリサ・イリーニチナ・アミエーラ // 03/25
アリサ「……と、言うわけなんです。わざわざ帰って来てくれたのに不在ですみませんでした」
藍音「いや、寧ろアリサがそこまでサテライト拠点の人達に頼られていることが私は嬉しい。極東の事はアリサに任せておいて大丈夫そうだな」
アリサ「駄目ですよ藍音さん、定期的に帰って来てくれないとソーマが拗ねます」
藍音「ソーマはともかくとしても、私が極東から離れている間に面白い連中も増えたらしいからな。時々は極東に帰ることにする」
アリサ「とりあえず、来月の7日は絶対ですよ?」
藍音「ああ……別に私は構わないんだがな」
アリサ「駄目ですよ、藍音さんは自分のことは忘れっぽいんですから。誕生日くらい祝わせてください」

++櫻庭藍音 // 04/07
コウタ「早く準備しろ!それと藍音に今日が誕生日だってバレてないよな!?」
タツミ「コウタ、大変申し訳ないんだけど」
コウタ「なんだよタツミさん」
タツミ「俺こないだ、ヒバリちゃんの誕生日プレゼント選びに行く時藍音に付き合ってもらって、その時に藍音の誕生日プレゼントもついでに渡しちゃったよ」
コウタ「何やってんの!!」
サクヤ「そもそも藍音は自分の誕生日がヒバリの誕生日の前日だって知ってるし、ヒバリの誕生日を忘れるわけがない。……何が言いたいか分かるわね」
コウタ「つまりサプライズ仕掛けるのって無駄ってことじゃんかよー」
カノン「ま、まあまあ。たとえ気づかれてたとしても祝ってあげたい気持ちに嘘はないんですから!」
コウタ「そう考えたらバレバレのサプライズ仕掛けてる俺達すごく恥ずかしいことしてるんじゃね?」
ブレンダン「それ以上言うな。それに、藍音はそれを笑ったりする奴じゃない。だろう?」
シュン「ブレンダンおっとなー」
カレル「シュン、まぜっかえしてる暇があったら料理運ぶの手伝え」
ジーナ「そうね、そろそろ帰ってくるでしょうし」
ソーマ「……で、なんで俺はこんな恰好を……」
コウタ「本日の主役をお出迎えする執事だよ。ほら、文句言ってないでソーマはエントランスで待ってろって」
アリサ「……コウタはたまに妙なことを思いつくんですよね」
リンドウ「コウタらしいと言えばらしいけどな。さて、藍音を引きずり回してる新人トリオの首尾はどうだろうな?」
藍音「……ところであんたたちはいつまでそうやってるつもりだ」
慧多「あー、その。あと5分くらい……かな?」
アネット「そうですよ藍音先輩、もう少しゆっくりしてくれていいんですよ」
藍音「……あんたたちの企みには気づいている。……私が自分の誕生日を忘れていると思っているのか?」
フェデリコ「……えーとその、すみません」
慧多「だーから言ったじゃん、櫻庭先輩にサプライズが通用するわけないって」
アネット「でも、せっかくコウタ先輩があんな一生懸命考えてたのに……」
フェデリコ「バレちゃってるものは仕方ない、のかな……」
藍音「ほら、ごちゃごちゃ言ってないで帰るぞ。……みんなが私たちを待ってくれている場所に、な」

++竹田ヒバリ // 04/08
タツミ「ヒバリちゃん、これ俺からのプレゼント」
ヒバリ「ええ、ありがとうございます」
タツミ「礼だけ言って中身も見ないで片づけられると流石に俺ちょっと傷つくわ」
ヒバリ「分かりましたよ、中身は後で確認します」
藍音「タツミ、気は済んだか?」
ブレンダン「今日の主役はヒバリなんだ。主役を待たせてどうする、みんなもう集まってるぞ」
ヒバリ「でも、本当にいいんですか?私なんかのために。藍音さんなんて自分のお誕生日が終わったところなのに」
藍音「私の誕生日を極東の皆が盛大に祝ってくれた。それなら私はそれをみんなに返すのが当たり前だろう。手始めがヒバリ、あんたってわけだ」
タツミ「ちょっとちょっと藍音!俺よりカッコいいこと言うなよ俺が霞むだろ!」
カレル「……なんかちょっとみっともなく見えなくもないな」
慧多「まーそれがタツミさんとも言うけど」
アリサ「とにかく、緊急ミッションでも来なければしばらくのんびりしてくださいよヒバリさん。今日はせっかくの誕生日なんですから」

++エミール・フォン・シュトラスブルグ // 04/23
エミール「おおおお!こ、この紅茶は!!」
怜那「やっぱり紅茶は味が分かる人に飲んでもらった方がいいわよね。……ほら、ディートもこっちに来なさいよ」
ディート「いえ、僕は別に」
エミール「おお……!我が友よ、君も僕の誕生日を祝ってくれるというのか!僕は今とても感動している!!」
ディート「もういいです、分かりました行きますよ」
ムツミ「はいこれ、カノンさんと一緒に作ったの!どれでも好きなのを選んでね」
エミール「なんと美味しそうな茶菓子だ!これを僕のために……!」
ディート「エミールさんくらい何にでも感動できたら幸せですよねえ……」
エミール「ああ、僕はとても幸せだ!美味しい紅茶、美味しい茶菓子。そして僕を祝ってくれる友の存在……!」
コウタ「……ディートもエミールの半分でいいから素直になったら色々幸せだと思うぞー」
エリナ「隊長、余計なこと言わないでよ。ディート君までエミールみたいにバカになっちゃったらどうするのよ」
慧多「……エリナ、せっかくのエミールの誕生日にそれは可哀想だろ」
エミール「なんにせよ僕は極東一の幸せ者だ!!」
ディート「僕にはやっぱり理解できませんよ、色々と」
エミール「む、君にはまだ難しかったか。しかし君はまだまだ13歳、これから成長していく中で理解していくことだろう。願わくば最高の好敵手として僕も君とともに成長していきたいものだ!」
ディート「……もうなんでもいいです」

++高峰サツキ // 05/03
サツキ「……私も忙しいんだけど、いつまで待ってればいいのかしら」
ナナ「まあまあまあまあ!あとちょっとだから!もう少しだけ……」
ディート「カノンさんの作ったカップケーキもありますよ、だからもうちょっと待ってください」
サツキ「そうは言ってもね……あら」
怜那「ごめんね、みんな待たせちゃって……ユノ!」
ユノ「……サツキ、誕生日おめでとう」
サツキ「えっ?」
ユノ「……絶対忘れてると思った。……私から、サツキにプレゼント。私からは歌しかあげられないけど……」
ギルバート「ユノに感謝しろよサツキさん、あんたに気づかれないようにあんたの為だけのステージを用意したいってユノが言い出したんだから」
サツキ「……じゃあ、急に極東に行きたいなんて言い出したのは……それで?」
シエル「ユノさんには私達も、返しきれないほどの恩がありますから。ユノさんの頼みなら、ブラッド一同全力で力になります」
ナナ「さ、それじゃサツキさんは特等席に座って」
サツキ「……ユノ……ありがとう」

++ギルバート・マクレイン // 05/15
ナナ「えー、このケーキブランデーに漬けちゃったの?私食べられないよー」
怜那「ナナに食べさせる為に作ってるんじゃないからこれでいいのよ」
ジュリウス「それにしても、いかにも大人好みな料理ばかりだな」
シエル「そうですね、ギルの好きそうなものを集めたらこうなりました」
ディート「ハルオミさんに頼んでお酒も用意しましたよ」
ナナ「それにしてもギル遅いねー」
ロミオ「ただいまー」
ジュリウス「何故ロミオが一人で帰ってくるんだ、ギルバートはどうした?」
ロミオ「ギルなら寄りたいところがあるから先に帰れって言われた。ま、これで俺も準備手伝えるからいいんじゃないかな」
シエル「そうですね、ギルが帰ってきたら盛大に祝ってあげましょう」

++雨宮(旧姓橘)サクヤ // 06/10
リンドウ「おい、なんだよこれ」
アリサ「見て分かりませんか?花束にアロマオイル、その他諸々のリラックスグッズです」
リンドウ「いや、その……高かっただろこれ」
藍音「出資したのはほぼ私ですよ、世界中飛び回ってて滞在費は経費でなんて生活してれば自分の資産の使い所がなくなりますし」
コウタ「藍音今さらっとすげー事言ったな」
怜那「とにかく!今日はリンドウさんはそれ持って家に帰る!」
慧多「そーそー、たまには奥さん孝行してやんなよ」
「おいそこの双子、おんなじような顔でおんなじようなこと言うなよ」
ディート「と言うか何をそんなに嫌がっているんです」
リンドウ「……あのな、お前ら俺が自分のセンスでこんなもん選ぶと思うか?」
ソーマ「……いや」
リンドウ「つまり、だ。俺がこれを持って帰ってもあいつにはお見通しなんだよ、俺が誕生日忘れてたことなんて」
コウタ「リンドウさんが忘れてるのを見越して藍音とアリサが用意してたことまでバレるだろうなー」
アリサ「だったら帰りにサクヤさんの好きそうなお菓子でも買って帰ればいいでしょう?」
リンドウ「ま、そりゃそうだが」
藍音「とりあえず、休暇届けは出しときますから。たまにはサクヤさんとレンと一緒にゆっくりしてあげてください。……きっとそれが何よりの誕生日プレゼント、ですよ」
リンドウ「……全く。ほんとにお前ら、お節介揃いだな」

++藤木コウタ // 06/20
リンドウ「藍音は?いつ帰ってくるって?」
アリサ「あと1時間くらいですかね……」
リンドウ「藍音が帰って来なくちゃコウタの誕生日が始まらないからな」
ソーマ「一体何を頼んだんだ?」
リンドウ「バガラリーの海外限定フィギュア」
ソーマ「……下らねえ」
エミール「ソーマ殿、下らないとはなんだ!それで我らが隊長が喜んでくれるのだぞ!!」
エリナ「エミールうるさい」
アリサ「まあ、コウタは今実家に帰ってますから。コウタが戻ってくるまでには藍音さんが帰ってきますよ」
慧多「それまでにはパーティーの準備もできてるだろうしな。ムツミ、俺なんか手伝えることある?」
ムツミ「それじゃケイさんはお皿運んで」
アリサ「私も手伝いますよ」
ムツミ「アリサさんはいいよ……」
エリナ「……ねえ、隊長喜んでくれるかな」
慧多「絶対喜ぶって。だから準備進めようぜ」
エミール「そうだな!今我々が隊長にできることをしようではないか!」
アリサ「こうして見ると、コウタもなんだかんだ『第一部隊隊長』が板についてるんですね」
ソーマ「ああ、そうだな……」
リンドウ 「喜ばしいことじゃないか」

++九条ソウヘイ // 06/30
――あたしは貴方を何も知らないまま憎んでいた。こうやってメールしたのはその事を謝りたかったのと、あんな悲劇を二度と起こさないで欲しいってお願いの為。貴方とレア博士なら、きっとより良い神機兵の扱いだって見つけ出してくれるって……極東の地から信じています。あと、お誕生日おめでとう。
クジョウ「……レア博士」
レア「どうしたの?」
クジョウ「ブラッドの隊長からメールが届いたのですが……ブラッド隊員はいい人達ですね」
レア「あら、今頃気づいた?」
クジョウ「何も知らないまま憎んでいたのは私も同じです。でもこう素直になられるとなんとも、ねえ」
レア「……和解の為の時間はまだあるわ。悲しいすれ違いはもうたくさん」
クジョウ「そうですね」

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