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確信したのは中学1年の夏。
暑い、夕暮れだった。
でも背筋は凍り付いて、二度と戻れないと頬に涙が一粒、また一粒と零れる。
その人の背中を見つめ溢れ出る涙を一度も拭わない。拭うことができない。
戻れないことを後悔しているのか
愛おしいという感情に胸を高鳴らせているのか
だって、僕たちは、血が繋がって、いるから、ね。
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