※我ら薬師高校野球部!
「ハッピーハロウィーン!」
「はろうぃん?」
「お菓子くれなきゃ悪戯するぞ!!がおー!!」
「お、お菓子!?……お菓子……もってない……」
「悪戯決定!むふふ……じゃあまずは服を全部脱ごうか!」
「おい待て変態女。ふざけんな」
「あいたっ!?酷いよ三島……」
「コイツが菓子なんか持ってる訳ねーだろ」
「いつも買って置いてるんだけどな……」
「お前が?」
「うん。雷市の家に行くときはお菓子類買ってからって決めてるし。雷市は無駄にバリバリ食べるような性格してないとおもったんだけど」
「ポテチとかなら、親父が全部食っちゃって……もうない」
「犯人発見。今から文句つけてくる」
「待てアホ!」
「止めるな三島!これは聖戦……やらねばならない!」
「クソ!無駄に力がある分すっげー厄介だ!面倒くせえ!秋葉、手ぇ貸せ!」
「わかった。ほらやめろ苗字。雷市に悪戯するんだろ?」
「そうだった悪戯しなくちゃ。雷蔵監督は悪戯をめいっぱい楽しんだ後にしよう」
「おさまるの速いな!」
「雷市のが大事だからね。さて、悪戯の時間だよ〜」
「……い、痛いのは、」
「痛くないのにするね。痛くてもすぐ気持ちよくなるからね」
「……秋葉。俺、今ちょっと思ったんだけど」
「奇遇だな優太」
「気持ちよくなる……?」
「もしかして監督に文句コースの方が良かったんじゃねえかなって」
「雷市……お前のケツをよこせぇえぇえ!!掘りまくって気絶させてやるううう!!」
「!?!?」
「普通ハロウィンの“悪戯”っつーのは常識の範囲内にするもんだろうが!」
「逃げろ雷市!」
2016.10.25
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