甘い恋をカラメリゼ | ナノ
 sept


「……梓乃くん、なにやってるの?」



 学校も終わって、いつものように智駿さんの家に。ご飯を食べ終わって、智駿さんが食器を洗ってくれているとき、俺は、一人で腹筋をしていた。もちろん、ヌードモデルになっても恥ずかしい思いをしないように。

 でも、いきなり筋トレを始めた俺に、やっぱり智駿さんは違和感を覚えたらしい。俺、筋トレするキャラでもないし。



「急に筋トレでもはまった?」

「いや……体作り」

「なんで?」

「ヌードモデルすることなったので……筋肉つけないと」

「ヌードモデル?」



 智駿さんに色々と聞かれながら、俺はぽろりとヌードモデルの件を智駿さんに言う。そうすると智駿さんは、なにやら苦笑をはじめた。



「まーた梓乃くん、無防備な行動する……」



 智駿さんはやれやれとため息をつくと、俺の側に腰を下ろした。もしかして何か誤解を抱いている……? そう思った俺は、慌てて弁解する。



「いや、男の美術部なので、」

「梓乃くん何回男に襲われてるの」

「じょっ……上半身だけですから! 大丈夫!」

「うーん」



 智駿さんがなんとも言えない顔をして、そのまま押し倒してきた。なに、どうしたの、って俺がびっくりしていれば、智駿さんが俺のシャツをめくり上げる。



「上半身だけでもかなりいやらしいと思うけどな」

「い、いやらしくないですから! いたって普通の男性の体っていうか、ちょっと筋肉足りないけど!」

「いやいや……付き合う前に比べてだいぶいやらしいよ? ここら辺とか」

「あんっ……!」



 智駿さんが両方の乳首を、きゅうっとつまみ上げる。くいっ、くいっ、と何度も上にひっぱって、俺がビクンビクンと体を震わせているのを、見下ろす。



「あっ、んっ、ちはやさんがっ……いっぱい、触るからぁ……! あぅっ!」

「そう、僕が開発しちゃったから、ここ、すごくエッチなの」

「んんっ、んっ、やっ、ぎゅって、しちゃ、……だめっ、……あっ、いくっ、」

「だめだよ、梓乃くん。モデルしているときにエッチなこと思い出したりしちゃ。梓乃くん、エッチな気分になると、乳首がふくらんじゃうからね」

「ち、はやさんっ……あー……もう、だめっ……あっ、……」

「無防備な梓乃くんに、おしおき。今日は乳首しか触ってあげない」

「そんなっ……乳首イキじゃ……足りない、のにっ……!」



 智駿さんが胸を揉みながら乳首をコリコリしてきて、アソコが寂しくなった。乳首をぎゅってされるたびに、アソコがきゅんっとして、奥をぐちゃぐちゃにして欲しくなる。でも、智駿さんは下半身を触ってくれる気配がない。俺は自ら腰を浮かさて智駿さんのものにこすりつけたけれど、全然効果はなし。



「ちはやさんっ……いれてっ……いれてくださいっ……アソコいじめて……!」

「だめ。モデルをして、何事もなく終わったら、たくさん奥を突いてあげる」

「うそっ……それまで、おあずけ、……?」

「乳首なら触ってあげるよ? ほら」

「んっ、やぁあっ、乳首、腫れちゃう……!」



 すでに、乳首イキを2回した。でも、乳首イキは気持ちいいし変態臭くて好きだけど、やっぱり挿れられる快楽にはかなわない。

 我慢できない……乳首イキさせられながら、最後まで挿れられないなんて、耐えられない。



「ちはやさん……いじわる、……」



 耐えられなくて。俺は、自分でお尻の穴に指を挿れた。



「……ふふ、梓乃くんの、エッチ。」

「だっ、て……ちはやさんが、いれて、くれないからぁ……」



 アソコを指でくぱぁっと広げて、そしてもう片方の手の指を二本突っ込んで前立腺をごしごしする。本当は奥をゴツゴツと突きたいけれど、指じゃあできないから、前立腺で中イキするだけで我慢。智駿さんの下でにゅぽにゅぽとアソコに抜き差しをして、必死にオナニーする。

その間にも、智駿さんは乳首責めしてきて。乳首でイクけれど、でもやっぱり足りない。乳首イキしながら俺は、智駿さんの大きいものが欲しくて欲しくてたまらなくて、苦しんでいた。



「ち、はやさんっ……くださいっ……おねがい……ちはやさんの、ください……」

「僕の、何が欲しいの?」

「あっ、んぁっ……ちんこ、……ちはやさんのちんこ、欲しい、よぉ……んぁあっ……」



 指でたくさんたくさんアソコを弄って。でも……全然足りなくて。俺は智駿のちんこを挿れられないと満足できないから、イッてもイッても寂しさが拭えなかった。

 ぐちゅぐちゅのアソコを、寂しさを埋めるようにして必死にかき回す。びくんって身体が震える度に智駿さんは乳首をぐっとつまみあげてきて、それでまたイク。断続的に物足りない絶頂を与えられて、どんどん頭の中がとろとろになっていって、ろれつが回らなくなってきて。俺はもう、智駿さんのちんこのことしか、考られなくなってきてしまう。



「あー……ふ、ぁあ……いれて、ぇ……ちはやさん、ちんこ、いれて……んっ、ぁふっ……はぅう……」

「あらら、梓乃くん。ほんとエッチだなあ。僕のが大好きな身体になっちゃって。ほら、もう一回乳首でいこう?」

「んやぁっ……! ちんこ、ください……なかだし、してください……あぁあっ、ちはや、さん……」



 ふわーっ、と、何も、考えられなくなってきて。結局、ちんこを挿れてもらえなくて。俺は、智駿さんが意地悪そうに笑っている下で、オナニーと乳首責めでイキまくることしか、許してもらえなかった。いっぱいいっぱい前立腺をごしごししながら乳首イキして……



「あっ、……あぁあぁっ……やぁーっ……!」

「潮吹きできるじゃん。良かったね、梓乃くん」

「ちんこ挿れられて、しおふき、したい、よぉ……やぁーっ……だめぇっ、ちくび、だめーっ……」



 俺は、潮吹きしてしまった。

 智駿さんは、クスクスと、笑う。ほんとうに、おあずけされるみたい。俺はぴゅーぴゅーと潮を吹きながら、挿れてもらえない寂しさでアソコをまたキュンキュンとさせていた。



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