私と雲雀恭弥は中学生からの付き合い。 本当に告白?と思うほど甘い雰囲気ではなかったけれど、恭弥の事が気になっていたから断る理由はなかった。 最初は彼の我侭に付き合いきれなくて喧嘩したり泣いた日もあった。 もう、やだ!別れる!なんて時もあったけど十年、経った今も私は恭弥の隣にいる。 だって、いくら我侭で人の話なんて聞かない人でも、やっぱり好きだから。 『……』 傍にいるのが、隣にいるのが当たり前。 これからも変わらず、こういう風に付き合っていくんだろうなって、昨日までは思ってた。 いつも、いつでも |