自分が心を開いて周りを見れば必ず誰かいるよ。



『……』



大切な人がすぐ傍にいる。

遠く離れても、自分を想ってくれる人がいる。



それはきっと、日常の中の最大の奇跡。








辿る道 光と闇



辛い事がたくさんあった。

どうして話を聞いてくれないの?

どうして信じてくれないの?

悲しくて苦しくて「私なんていなくなった方がいいんだ」って何度も何度も思った。

だけど、その度に大丈夫だよ、また元に戻れるよって言い聞かして自分を誤魔化していた。



『………』



友達だって思ってるのは私だけ?

信じる事は愚かなこと?

友達を疑った最低な自分が前よりもっと嫌いになった。



『…………』



ここは暗くて、冷たい、寒い場所。
何も聞こえない、見えない。

これから、どうしたらいいのかな。

哀しいことも辛いことも全部全部、受け止めた私の結果。



『……』



私はこれからどうしたい?

自分自身で決めなくちゃ、だめ。



『………っ』



信じれば、必ず全部、元通りになる。

…これはずっと信じてきた自分自身の言葉。



信じる事は愚かなことなのかな。

…本当はずっと心の奥底でこう思っていたかも知れない。



私の居場所に戻りたい。

…確かな絆、不変な絆がそこにある。



霧のような不確かな感情を抱きしめたい。

…きっと"あなた"に会えば答えが出る。



雨のように心に振り続ける気持ちを伝えたい。

…あなたに出会って、あなたがいたから生まれた感情に気がついた。



『………』



私はこれからどうしたい?

私自身が、ちゃんと決めなくちゃ、だめ。



▼みんなに会いたい
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▼信じることは愚かなこと
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▼私の居場所は「ここ」
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▼「あなた」に会いたい
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▼彼に伝えたい気持ちがある
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