「ねぇ、獄寺君、山本、あそこにいるのって…」
「ん?」
「どうしたんですか、十代目」
「あっち見て、あの子と一緒にいるのって」
「な、何で六道骸が一緒に…!?」
ツナたちに手を振る貴女。
ツナたちも手を振り返してくれている。
「あ、ははは…!!ちょ、ね、ねぇ!骸のヤツ、オレ達の事めちゃくちゃ睨んでない!!?あの子の手前、笑ってるけどオーラドス黒いーッ!!」
「はは、だったら徹底的に邪魔してやろうぜ。アイツには渡さねぇ」
「え、え、え!?ちょ、山本!?」
「野球馬鹿!オレも行くぜ、待ちやがれ!!」
「ご、獄寺君まで!?」
『あれ?ツナくん達、こっち来た』
「おやおや、勝負は目に見えているのに無駄な足掻きをしますか」
『しょー、ぶ?』
「君は僕のものですよ……決して手放しません」
『……?』
end
2011/05/21
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