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ディアボロモンの逆襲 act.12

オメガブレードはインペリアルドラモンの目の前まで昇っていく。

「受け取れーっ!!」
「みんなの力だーっ!!」

インペリアルドラモンはオメガブレードを手にすると、パラディンモードへと姿を変えた。

「これがみんなの…うぉぉぉおおおおー!!」

インペリアルドラモンはオメガブレードを構えながら、アーマゲモンへと突き進む。
スピードも上がり、攻撃をすいすいと避けていた。

「「いっけぇー!!」」

インペリアルドラモンはオメガブレードをアーマゲモンの頭にオメガブレードを突き刺した。
オメガブレードを抜くと、アーマゲモンは無数のクラモンへと姿を変えていく。

「このままだと、またデータが生き延びてしまう…ゴミ箱!!クラモンなら戻せます!みんなのケータイで!」
「ビンゴー!」

突然、ホイッスルとハーモニカの音が響き渡った。
それは太一とヤマト、純にとって、とても懐かしい音。
その音が鳴り止むと今度は踏切の音が響きら子どもたちのケータイが一斉に鳴り始めた。

「みなさんの光を剣に!剣に集中させてくださーいっ!!」

伊織は叫ぶと、D-3を空高く掲げた。
子どもたちも伊織と同じようにケータイを空高く掲げ、光をオメガブレードに集める。
太一、ヤマト、空、純もデジヴァイスを空高く掲げた。
太一たちの横にはアグモン、ガブモン、ロップモン、テリアモンも集まっていた。



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