005



「ねぇ、太一。」
「んー?」
「私たちが付き合って、結構経つじゃん。」
「そーだなー。」
「飽きたりしないの?」
「は?」
「だから、飽きたりしないの?ずーっとおんなじ彼女で。」
「え、なに。お前は飽きたりするの?」
「んー、びみょー?」
「なんだよ、それ。」
「いやー、ぶっちゃけちゃうと飽きるってゆーか、見飽きてきてるんだけどね…」

見飽きても尚、君を愛おしいと思うのです。

「んなの、俺も同じだ。」
「ふふ。やっぱりか。」
「ま、トーゼンだけどな。」
「これからもよろしくね。」
「おー。望むところだ。」

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