癖
written by 綺月深穏
わたしがあなたなら
こんな面倒に泣いてる女
見捨ててしまうだろうけど
わたしはあなたではないから
もしかしたらあなたは
こんな重たい女でも
受け入れてくれる人かもなんて
ずるいこと思うんだよ
ちがうところを求めているの
わたしの足りないところに
七色の虹が架かるように
ポップコーンが弾けるように
くちびるが薄く色付く魔法のように
あなたがわたしなら
今こうして泣いてる理由も
説明できるのでしょう
でもわたしはあなたではないから
言葉になんてできない
ただ ただ 抱きしめていて
涙が枯れるのと同時に
理由まで忘れちゃうから
ちがうところが愛おしいの
遠ければ遠いほどに
オリオン座は今日も綺麗で
街の灯りはゆらめいて
くちびるは少し乾く キスを求めて
わたしがあなたなら
あなたがわたしなら
想像するのが癖なのは
それは もう もう
ちがうところを求めているの
わたしの足りないところに
七色の虹が架かるように
ポップコーンが弾けるように
くちびるが薄く色付く魔法のように
ちがうところを愛おしく思って
それをわたしじゃなくちゃ
だめな理由にして
category : Lyric
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