事が済んで、ようやく話題は燐之助の方面へ。
「お待たせリン。この時間に来るなんて珍しいね。店は大丈夫?」
「大丈夫だから来てやったんだろ。あとば・・・お袋からこれ。お袋も枝葉のこと心配してたから。」
「わぁ、美味しそう。ありがとうリン。おばさんにもお礼言っておいて。」
燐之助は持っていたタッパーをエヴァに。 中には、ふきとさつま揚げの煮物が入っていて、まさにお袋の料理と言わんばかりに見ただけで美味しそうだった。
「リン、ご飯はもう食べた?」
「まだ。」
「よかったら俺んちで食べてかない?カレーまだ余ってるし。ちょっと合わないかもだけど煮物のお礼したいし。」
そして彼がまだ晩御飯食べてないと知り、エヴァのお誘いをコクりと頷き、このまま食べてくことにしたようだ。
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