ユーヤ、ヒナ、レイの三人で決めた決定事項。
「ユーキ!海行くよ海!」
そしてそこにユーキも誘ったのだが、
「ご、ごめんなさいユーヤ。ボク行けれそうにないです。夏の課題がこんなにもありまして・・・。」
「わぉ。」
夏休み期間中の課題と実習の多さに、顔を青くして目は遠く虚ろいで死にかけていた。 ユーキももちろん海に行きたい!けれど行けれる余裕がないことに、ひどく落ち込む。
「ユーキ。課題ならオレも手伝えられるからさ。今日は気にしないで一緒に海行こう?」
「ごめんなさいごめんなさい。すみませんすみません。」
「いいよいいよ、気にしないで。」
でもやっぱりみんな一緒に、揃って行きたいから。 そんな彼に救いの手を差し出したユーヤだった。
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