稚空「今回のテーマは『男の子だけの座談会』だけど、普段、オレらだけで集まるときはどんなときですか?」 司「え、ゲーム(遊んでるとき)?」 比路「え、ご飯食べてるとき?」 朋也「・・・今ので答え全部終わったな。」 稚空「寮暮らししてる以上、特別な日を除いて同じ屋根の下にいて、ほぼ一緒だもんね。」
稚空「体力に自信ある?また力仕事は得意?」 梅ちゃん「やっぱりここは運動部の皆さんの答え気になります。ボクは全然体力ダメなので。」 稚空「なるほど。じゃあ運動部の人、挙手〜。」 比路&颯太&瑛&恭(素直に手をあげる) 稚空「どうなの?体力の方は。力仕事も得意?」 比路「うーん。なくはないけど、得意でもないかな。」 颯太「あれ?意外だね峰岸委員長。ボクは体力には自信あるけど、力仕事にはあまり役に立てないかも。」 恭「オレはどっちも100%あるけどな!」 瑛「凄い自信だな。俺も過信ならない程度にって感じだな。」 稚空「ほむほむ。文系部の人らは別にいいか。どうせ答え一緒でしょ?」 司「失礼な。夜更かしなら得意!こういうのも体力のウチに入るんじゃないの?」 稚空「・・・なんだろう。なんかつかポンの場合は違う気がする。なんか認めたくない。」 司「えー。だから、つかポンやめろって。」 稚空「相沢くんはどう?演劇部もそうだけど、吹奏楽部も体力めっちゃ使うんでしょ?重たい楽器だって持ち運ぶだろうし。」 圭「そこは峰岸くんの答えと似て、可も不可もなく。必要以上には使わない。」 比路「朋也は結構自信あるんじゃない?体力テストとか体育の時、足早かったし。」 朋也「あ、いや、まあ・・・。」 瑛「マジか。」 恭「ほほぉー。じゃあ体育祭で誰が勝つか、オレらで勝負しようぜ。」 比路「それじゃあ今の答えを順にしてみると、恭→瑛→朋也→颯太→僕→圭。司とアッキーはあまり変わらなくて最後は梅ちゃんって感じかな。」 司「違うでしょ?ヒロの力はもっと上でしょうが。誰よりも強暴なんだし。」 司以外「・・・・・・・・・。」 比路「・・・アッキー、ごめん。司ちょっと裏に連れてくね。」 稚空「・・・・・・。」
〈比路、司お仕置き中につき少々お待ちください〉
朋也「あまり順で表さない方がいいかもな。」 稚空「そうだね。それからつかポン。こんなときにまで、禁句ワード言って余計な尺のばさないで。」 ボロボロ司「・・・つかポン、やめい。」
稚空「じゃあ次!どんどんいくよ。家事が得意だと言う人、挙手!」 全員「・・・・・・。」 稚空「え、あれ?誰もいないの?」 比路「だって家事したことないもん。」 司「アッキーは挙げてもいいんじゃない?明人兄の手伝いしてるでしょ?」 稚空「するけど、所詮は手伝い程度だから。」 颯太「瑛くんは得意そうに見えるけど違うの?」 瑛「違うけど。え?なぜそう見えた?」 颯太「だって瑛くん、ときどきボクのカーチャンみたいだし。」 瑛「は?」 恭「ハハハッ!確かにそう考えると、瑛は得意そうに見えるな。」 瑛「はぁ!?」 朋也「・・・古河は『おかん』か。」 瑛「はァ!?違うし!家事したことないし!好き勝手な想像で『おかん』呼びするな!」 颯太「でも瑛くん。水塲掃除の時、いつもピカピカにしてくれるじゃない。」 瑛「それは単純に汚いのが好きじゃないからだ!」 梅ちゃん「寮にいる以上、ボクらが家事を上達させるには少々、難しいのかもしれませんね。」 圭「下宿するようになったら、また変わるんじゃない?」 稚空「じゃあとりあえず全員、家事は得意じゃないっということで。」
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