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CRO×QUAR
One day Azu story(リクエスト小説)
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アズpr様からのリクエスト

「CRO×QUAR」一周年を記念して2/10〜3/9まで行っていたキャラクター人気投票のついでにやっていたリクエスト抽選会。
見事、抽選に当たった「アズpr様」から「アズを詳しく知りたい」というリクエストをいただいたので、やってみました!

リクエストを書いたというより、私自身がラクした感じですが、お楽しみ頂けたら幸いです・・・。



AM 6:00

それは『とある日』とかではない。
西野 梓ことアズにとって、日常茶飯事。いつもの平日の朝のこと。

「Zzz・・・。」

朝6時。
こんな時間に、彼はまず起きません。
敷きと掛けの布団の間に挟まって、ぐっすりスヤスヤと眠っています。



AM7:00

朝7時。
こんな時間でも、彼はまだ起きません。

「Zzz・・・。」

アズの朝は、スローモーニングが基本。
とってもとっても、ゆっくりゆっくり。
時間が許される限り、まだまだまだまだ眠ってやがります。
起きる気配なんて微塵もありません。



AM8:00

朝8時。
ここらでようやく進展が。
アズの自室に置かれた三つの目覚まし時計が一斉に鳴り響き、このお眠り星人を叩き起こす。

「んー・・・っ。」

しかし、

「もう・・・、うっさい!」

やっと体を起こしたかと思えば、ベンベンベベンッと力の加減もなく止められてしまった。
しかもそのうちの一つは、その衝撃が不運だったことにより御臨終。
時計の針が8時を指したまま、目覚ますどころか時計としての役目も終わる。

「あと五分〜・・・むにゃむにゃ。」

けれど壊した当人は、そんなことに構うどころか気づいておらず。再び、敷きと掛けの布団の間にシュートイン。
まだまだ寝続ける。

「Zzz・・・。」



AM8:10

今日は平日。学校が普通にある日。
こんなに寝ていたら、遅刻が確定してしまう。
そんな朝の8時を10分過ぎた時、ピピピピピッとアズ部屋に置かれた四つ目の目覚まし時計が鳴り始めた。

「んん・・・、えいちゃんのアラームもう鳴っちゃった。」

すると、なんということでしょう。
ついさっき三つの目覚まし時計が鳴っても起きなかった彼が、その一つの目覚まし時計によってやっと起きたのだ。

「起きなきゃ・・・。」

けど体を起こしてからもノロノロノロノロ。
ベッドから降りる動作。パジャマから制服に着替える動作。学校指定の鞄を持って自室からリビングへ向かう動作。
その間も時間は確実に進んでいるというのに、アズの朝は何から何まで遅い。
スローモーニングにしたって、ノロノロノロノロのんびりすぎる。
ところで余談ですがノロノロをずーっと書いていると、カタカナではなく記号に見えてきませんか?



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