※経緯はAct.37&38から察してください
38話が終わった後のある日のこと。
「徹夜先パイ。ましクンもらってもいい?」
志摩と朝陽と徹夜の3人しかいない、なんとも都合のいいタイミング。 そこで朝陽はニッコニコな超笑顔で、そう徹夜に宣言。 まるで『お菓子もらってもいい?』と同じ感覚を抱かせるような軽い言い方だった。
「え・・・。」
それを聞かされたら徹夜。 志摩の兄だし上司だし、何かしら意味が深そうなリアクションをしてくるかと思えば、
「別にいいけど、返却不可だけどいい?」
至っていつもと変わらず。
「返却不可か〜・・・。」
「ちょっ!?朝陽さん!そこでガチ悩みやめろ!」
むしろ仕掛けた側の朝陽が、う〜んと悩まされる羽目にあってしまったのだった。
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