「Ciao,cara!ご機嫌よう」

「おはようございます、アデレードさん。私のことは名前で呼んでくださいね」

「ナナミ?呼びにくいわ。どうして?」

「ご存知ないかもしれませんが私のスタンドは翻訳機能のある能力なので、caraも“かわいこチャン”としか聞こえず気恥ずかしいです」

「Bene!それでリゾットたちともコミュニケーションが取れるのね!何も恥ずかしいことないわ、あなたってとってもキュートだもの」

「話を聞いてください」

「ねぇcara!今日これから私とデートしましょう!ジャッポーネで買いたいものがたくさんあるのよ」

「えっデートですか!?」

「何だと???????」

「うわっいつの間に!?怖っ!」

「Ciao,リゾット。丁度良かったわ。あなたにも来てほしいの」

「ああ、喜んで付き合おう」

「ふふ、くすぐったいわ」

「イチャイチャしないでください。プロシュートさんが見たら怒りますよ」

「プロシュートもいるの?」

「部屋で酔っぱらったまま寝てると思いますけど」

「Bene!リゾット、プロシュートを起こしてきて」

「俺がか?」

「Si.その他にもいるなら連れてきてちょうだい」

「解った。行ってくる」

「……ほっぺにキスされただけでリゾットさんチョロすぎでは?そんなんだからキャバ嬢にもカモにされるのでは……」

「キャバジョー?」

「あっえっとお客さんにお酒を作ったり接客したりする女性のこと?ですかね?」

「あぁ、解ったわ!その子とリゾットは仲良しなのね」

「みたいですね〜。私よりもホルマジオさんの方が詳しいと思いますけど」

「そう。聞いてみるわ」

「(勝手に話したこと怒られるかもな)」

「全員いたから連れてきたぞ」

「Grazie,リゾット」

「出掛けるのか?」

「ええ。caraとショッピングデートよ。ついてきてね」

「Cara……?」

「Si.ナナミのことよ!」

「大家が?かわいこチャン?」

「うわぁ皆さん顔が怖い。私だって一応断りましたからね!」

「ギアッチョ。あなた、車は持ってないの?」

「持ってねぇ」

「車なら私が」

「Bene!それじゃあcaraの車で行きましょう」

「あ、あ〜……全員は乗れないですね。軽なので」

「caraと私が乗ったらあと何人乗れる?」

「二人ですかね。あ、リゾットさんとイルーゾォさんは乗れないかな、デカイので」

「俺は鏡に入れば行けるだろ。許可しろ大家」

「出たよサブカル偏屈若作りーゾォさん」

「どれも出てねぇよ」

「体型の問題ならプロシュートもアウトか」

「あ?何でだよ」

「アンタ、足長すぎ。軽の後部座席に納まらないだろ」

「メローネの言うとおり、シートを後ろから蹴られるのは嫌ね」

「チッ」

「オイオイ、しょうがねぇなぁ。さっさと決めて行こうぜ」

「何しれっと乗り込もうとしてやがる」

「俺もリトル・フィート使えば乗れるからな」

「そうすると、メローネさん、ギアッチョ、ペッシか……」

「あ!俺は兄貴と一緒に電車で行くよ」

「あ、そう?それじゃあメローネさんとギアッチョ、車にどうぞ」

「アデレード、鏡貸してくれ。どうせならベッラの鏡に入りたい」

「お前にはサイドミラーがお似合いだぜ?アデレード、今日の服も似合うな。そこのポケットに俺を入れてくれよ」

「あの〜〜〜そこのお二人さん。出掛けるならそろそろ出掛けないとアデレードさんのご機嫌損ねますよ〜〜〜」




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