凍てつくようなベビーブルーの瞳。けれどそれは決して冷たくはなく、情熱の火をうちに灯すように燃えさかっている。
 金糸を編み込んだようなハニーブロンドの髪。指に絡んでしまいそうなくらいに細くうねってつやがある。
 雪を光で照らしたようなピンクホワイトの肌。頬はほんのりと色づき、夢をみるような睫毛が象牙色の影をつくる。
 咲き誇るチェリーローズの唇。つんと尖って薄く、生意気に口角が上がっている。
 瞼を震わせ、唇がことのはのかたちを紡ぐ。

「Jamie,I xxxx you」

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