物 理 学 シ リ ー ズ
登 場 人 物 紹 介
シリーズが終わってからじゃないとこういうページは作れないものですね。遅ればせながら登場人物紹介をば。
なお、物理学シリーズの主要登場人物のデザインはさくろさん(
@agnilgranite)がしてくださいました。本当に素敵な絵をありがとうございます。また、このように公開することを快く許可していただいたことに深く感謝いたします。
文学シリーズでも似たようなことができたら幸いに思います。(灯火野)
※本編の内容に触れる箇所があります。本編を未読の方はご注意ください。
紺崎望道
一作目から登場。生きる希望を失い自暴自棄になっていたところで四ノ倉柚希と出会い、生き方について深く考え成長するようになる。柚希を抱きしめるシーンがやや多いのは、好きな人とは一時でも離れたくないという普段は隠している彼の独占欲の表れ。自分の不器用さに激しく落ち込んでは柚希に慰められるというような時期もあったけれど、時を経るにつれ「大切な人を守りたい」という心の強さを獲得していく。
四ノ倉柚希
一作目から登場。物理という視点から世界を見つめることを日々実践する少女。神秘的な雰囲気と端麗な容姿で周囲の男子からの人気は絶大だが本人はそれに気付いていない。一年間の休学という過去を持っているため、紺崎たちとは学年は同じだけれど年齢は一つ上。本人としてもそれがコンプレックスになっていて、なかなか人に心を開けない一面もあったが、紺崎との関わり合いの中で明るい心持ちを育んでいく。
駒浦小径
二作目から登場、三作目と六作目では主人公。「情報屋」という呼び名を持つほどに他人の秘密や人間関係を掌握するのが好きだが、その人柄故に憎まれない。学業成績も上位で、四ノ倉などと共に学年トップ3を争うほどだがいつも一位はとれずにいる。ひょんなことから四ノ倉に思いを寄せるようになるが、紺崎との仲に割って入ることにためらいを覚えたり仁岡のことを気にしたりして、最終的には紺崎を応援するという道を選ぶ。
仁岡みゆき
四作目から登場。駒浦を一途に思う、駒浦の小学校からの幼なじみ。駒浦の少し暗い過去を知る唯一の人物でもあり、四作目では紺崎にそのことを打ち明けた人物でもある。口調が厳しく素直になれない一面もあるが、持ち前の行動力で駒浦と真摯に向き合う場面もしばしば。「報われてほしい!」「応援してる!」という読者さんからの応援の声もあり、登場回数は少ないものの人気のキャラ。作者としても嬉しい限りである。
キャライメージと
デフォルメデザイン