バスケ


「なまえ!見てろよ!」

“シュッ”
大輝はシュートを決めた。

「すごいだろー!」

キラキラと笑う大輝が可愛い。
「うん!上手上手!」

私が褒めるとより嬉しそうに笑った。

「だろ?おれ、もっとじょうずになってなまえをびっくりさせてやるからな!」

「うん。楽しみにしてるね。」

「じゃあ、やくそく!」

大輝の小さな小指が私の小指に絡まる。

「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます!

…やくそくだからな!わすれんなよ!」

ニカっと笑った大輝はいつもより頼もしく見えた。

[ 6/9 ]

[*prev] [next#]

[しおりを挟む]


[page select]




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -