小説 | ナノ
今日もツッキーはカッコイイです

楽しければいい、そう思っていた部活は高校に入り変わった。試合に出ることもできないのにどう楽しむ?出ても上手くなくては対等に戦うことができない。君の隣で戦えない

強く
強く
強く

君の隣に、いや、君を、皆を支えるために強くなりたい、

俺だってこのチームの一員なんだ
1年で1人だけベンチなんてあんまりだ

まあ、自分が弱いからなんだけど…

「山口、帰るよ」
「あ、うん」

きっとツッキーは今の俺の気持ちに気づいてる。けど何も言わず側にいてくれる。

「山口、」
「なに?」
「早くおいでよ」

「隣に」そう言ってコートを見るツッキー。うん、

「もちろん!」

「ツッキー、ありがとう!」って笑顔で言えばそっぽを向くツッキー。ああ照れてるなツッキー。




今日もツッキーはカッコイイです
(どうせなら王様からレギュラー取ってよね山口)
(おい月島、喧嘩売ってんのか)
(うん!俺頑張るよツッキー!)
(っ!)

20141011


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