る
最初に自分の顔を描き、次にあれが足りない、これが足りないだとしているうちに、阿含や一休のてるてる坊主もできあがっていった。
窓の枠に並べると、物凄い量のてるてる坊主が吊るされた。雲水となまえは、それを見るとくすくすと可笑しそうに笑う。
「これは……少し怖いな」
「おん、軽くホラーやね」
二人で頷き、またてるてる坊主に視線を戻す。
もう雨は、小降りになっていた。
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