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「先輩、ありがとうごじゃいまぁす」
「はいはい。後タオルで拭いてやるからな」

何から何までお世話になって申し訳ない気持ちはあるが、先輩に構ってもらえることが嬉しかった。

「……ぁんッ!」

タオルでお腹から胸元にかけて拭いてもらってると乳首にあたって変な声がでた。
どこから出てるのか不思議なくらい高くて女みたいな声で。
先輩も目をまん丸にして驚いているが自分が一番ビックリだ。

「早乙女? 大丈夫か?」「大丈夫ですぅ。それより先輩、もっとしてくらさぁい」

自分でも何が何だかよくわからなくなってきた。
酔いがひどくなったのかもしれない。
だけどまたあの電流が全身を駆け抜けるような快感を味わってみたくて。

「は? お前、だいぶ酔ってるな」
「何言ってるんですかぁ、酔ってないですよぉ」

実際はかなり酔ってるが、酔っぱらいになるとついついこう言わずにはいられない。
「あのなぁ、俺はホモじゃないんだ。変な道に引きずりこまないでくれよ」
「俺だってホモじゃないれすよぉ」

我慢ができなくなり先輩の手をとって自分の乳首に這わせた。

「あッ! ……ほら、せんぱぁい。いじってくらさい〜」
「ッお前、エロい声だしやがって……。俺はホモなんかじゃないけど、早乙女のせいだからな」

そう言うと俺が無理やりあてた指でキュッと摘まれた。

「あぁン! やっ、ぁッ、摘まむのやらぁッ」
「お前がやれって言ったんだろが」

そのまま左右に擦られると今まで感じたこともない快感が生まれだす。

「はぁン、あっ、んぅ、コリコリしちゃ、だめぇ」

普段は絶対言わないようなことが次から次へとでてくる。
お酒の力はすごいと改めて感心してしまう。

「ひゃんッ! ぁん、アッ、ソコいい、もっとぉ」

割れ目に爪をたてられるとイッてしまってもおかしくないぐらい気持ち良い。

「早乙女、こうやられるのが好きなのか?」
「あぁん! そおッ、ソコ好きなのぉ」

乳首ばかり弄られるのもいいが、そろそろあの部分を触ってほしい。
だけど口に出すのは何となく気恥ずかしくて……。
だから腰を浮かして擦りつけ、アピールしてみた。

「ん? こっちも触ってほしいのか?」

コクコクと必死に頷くとニヤリと笑われた。

「早乙女は淫乱だな」

今まで散々恥ずかしい言葉を言ったからそうかもしれないけれど……。
先輩の男前な顔に見つめられながら言われるととてつもなく恥ずかしい。
顔がじわじわと火照りだすのがわかった。

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