▼ 06
ちらりと横目で時計を見る。俺がこの部屋に来て、もうすぐ一時間が経過しようとしていた。…うーん、じっくりやりたいんだけど、あんまり長居するのも良くないしなぁ。
あと15分…いや、20分だけ聡太郎を堪能させてください!お願いします!
「ひ、い、あ…っ」
「ごめんね、出来るだけ痛くないようにするから…力抜いて」
自分の指を舐めて湿らせる。それをゆっくりと聡太郎のお尻の穴に挿入させた。
「聡太郎の中、いつもより熱い…風邪ひいてるからかな?」
「んっあ、わかんなぁ…や、ン、ん」
「ここに俺のちんこ入れたら、とろけちゃいそう」
「あぁんッばか!なにいって…ひっ」
ぐぷぐぷ。二本目の指を突っ込んで、中を広げるようにかき回す。だって俺のちんこ破裂しそうなほど勃起してるんだもん…聡太郎が痛がったら嫌だし。
「痛くない?大丈夫?」
「へーき…」
「良かった。かわいいよ、聡太郎」
「ん…ひかる」
浅い呼吸を繰り返し、聡太郎は俺の腰に足を巻き付けた。首に抱き着いてキスをねだる。
「ちゅうしてほしいの?」
「んっ」
あぁぁぁっ、もう、めっちゃかわいい!かわいいって俺今日で何回言ったかな!もう分かんない!
「うぁ、ふ、は…ん、ちゅ」
「ん…」
「んんんん!んっ、あ――ッ!?」
貪るようなキスをしながら、穴の中のイイトコロに指を突き立てた。ぴゅっと聡太郎のちんこから液が飛んで、俺のシャツを濡らす。これあとでこっそり舐めながらオナニーしよ。聡太郎のえっちな先走りはぁはぁ。
「んッ!んぐ、ふう…んんん!」
聡太郎の身体が痙攣し始める。あ、これイくな。察知して唇を離すと、案の定泣きそうな声で俺の名前を呼ばれた。
「ひかる、おれ、もう…っ」
「…俺も、限界。いれていい?」
「んっ、ちょうだい、ひかるのおちんちん、ちょうだいっ」
ぐっはぁぁぁぁ!何その台詞!?どこで覚えてきたの!?いつも言わせようとしても言ってくれないのに!!
カチャカチャとベルトを外し、ちんこを取り出す。先端からは透明な汁が滲み出ていて、パンツに染みを作っていた。
…よく我慢した、俺のちんこ…えらいよお前…。変な感動を抱きながら、穴にそれをあてがう。聡太郎がひくりと喉を鳴らした。
「見て、聡太郎。俺のおちんちん、聡太郎のおまんこの中に入っちゃう」
「や…あ、おっきい、ん、んんっ」
「そう。聡太郎がえっちだから、俺のこんなおっきくなったの」
あまり時間をかけて慣らすことはできなかったが、滑りが良くなっているおかげもあっていとも簡単に入り込んでいく。
その光景をじっと見つめる聡太郎の瞳は、完全に快感に支配されていた。えろい。
奥まではめ込んだ後、一旦動きを止めて聡太郎の息が整うのを待つことにした。
はぁはぁと熱い吐息が部屋に響く。
「は、ァ…」
呼吸に合わせて上下する胸を舐めると、汗の味がした。
「いっぱい汗かいたね。熱、下がるといいんだけど」
「ん」
「身体きつくない?」
「だい、じょぶ」
「具合悪くなったら俺のこと呼んで。真夜中でも早朝でも駆けつけるから」
「…ばか」
ぎゅっと抱き着いてくる聡太郎。耳元で小さく喘ぐ声がして、めちゃくちゃドキドキする。
「動いていい?」
「…いーよ」
許可を得られた俺は、その身体を抱きしめ返してから動きを開始させた。
「ひぃ…ッ」
ギリギリまで引き抜いて、すぐに思いっきり叩き付ける。引き抜く瞬間、内壁がそれを阻止するかのようにぐねぐねと動くのがたまらなく気持ちがいい。全身が粟立った。
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